ここ最近、「ダサピンク現象」という言葉がネット上で流行しているのをご存じでしょうか?

ピンク色や可愛いものを入れておけば女性にウケるという、
企業側の認識(思い込み)により生まれたデザインの製品・クリエイティブを表す言葉です。

当の女性たちはこういったデザインを見てどう思っているのか、「ダサピンク現象」の流行により広く知られることとなりました。

「ダサピンク現象」とは?

「ダサピンク現象」はこちらのツイートから生まれた言葉であるようです。

こちらは2013年8月末のツイートですが、
2014年11月?12月ごろにツイッター上で
「ダサピンク現象」が再度取り上げられる流れとなりました。

それにより、「あ、これもダサピンク現象だ!」
と様々な事例が挙げられるようになりました。

なお「ダサピンク現象」という考え方は、
ピンク色そのものを否定しているわけではありません。

例えば同じピンクでもフェミニンピンクとビビッドピンクでは好む層がだいぶ異なりますが、「ピンクを使っていれば年代を問わず女性はみんな好む!」という認識で十把一絡げに女性向けとしたがる風潮に対して疑問を投じているのです。

今回は、ダサピンク現象を理解するために、
読んでおくべき関連記事を5個ご紹介します。

「ダサピンク現象」の実例

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脱ダサピンク宣言ーその1

?https://www.shortnote.jp/view/notes/AEl3FmjP

社内デザイナー職(非ウェブ)の方が、
女性の同僚が制作されたデザインについて経営陣の男性にダメ出しされ、
結果として「経営側のオッサンが考える『若い女の子向け』デザイン(かなりダサい)」
になってしまったという記事を執筆しています。

それに対し、実際に女性から好まれるデザインとはどのようなものか、
実例を挙げて説明されています。

脱ダサピンク宣言ーその2

?https://www.shortnote.jp/view/notes/ARCrnv0a

上記と同じ方の記事です。
「生理予測アプリ」「女性向け スマートフォン」「女子力」
といったキーワードで画像検索した場合は一面がピンクに覆われますが、
これは本当に女性から求められているデザインなのだろうかと投げかけています。

あくまでこの方の主観ですが、
女性のデザイナーの考える女性向けデザインと、
一般的な女性向け製品・クリエイティブのデザインに
ここまで大きな違いがあるのは興味深いですね。

「男はブルー、女はピンク」と誰が決めた?
イメージの押し付けが生む“ダサピンク現象”が話題

 

?http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20150113/Wotopi_14177.html

「ダサピンク現象」は個人のブログだけではなく、
ニュースサイトでも取り上げられるようになりました。

ここでは渋谷の某大型書店による
「本当は女子にこんな文庫を読んで欲しいのだフェア」
が大炎上してしまったことなどを例に挙げています。

色以外でも・・・

監督も想定外!「半沢直樹」メガヒットの裏側

?http://toyokeizai.net/articles/-/17385

ドラマ「半沢直樹」のメガヒットについて、
よくよく調査してみると女性視聴者も多く存在していたという話の記事です。

テレビの常識(恋愛要素があれば女性にウケる)が覆される結果となりました。
これもある意味、「ダサピンク現象」の延長線上にあると言えるのではないでしょうか?

”オッサン”だけが悪いわけではない?

「ダサピンク現象」は、男女の問題ではなく文化的差異の問題である

?http://kokorosha.hatenablog.com/entry/2015/01/13/214552

男性視点で「ダサピンク現象」を捉えた記事です。
女性だけのチームによって制作した場合でも「ダサピンク現象」に
カテゴライズされるデザインが生まれているということに言及し、
「ダサピンク現象」の発生には”オッサン”か否かは関係なく、
性別を超えた文化的差異の決定的な違いが関係しているとしています。

つまり、ネットの住民の知らないところで流行っているピンクもあるよ、
ということでしょうか。

まとめ

どう思われましたか?ただ「デザインが悪い」と断ずるのは簡単ですが、
「ダサピンク」の代わりとなるデザインを提示することは難しいものです。

ちなみにニンテンドー3DS(旧製品)では
ミスティピンク(フェミニンピンク寄り)とグロスピンク(ビビッドピンク寄り)の
2種類のピンク色が用意されていました。同じピンク色にカテゴライズされる2色ですが、
このようなラインナップもアリなのかもしれませんね。

デザイン力を磨くためにも、皆さんも最良の答えを考えてみてください。

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