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アドラー心理学を取り入れ、仕事のコミュニケーションに活かす方法

アドラー心理学とは、オーストラリア出身の精神科医のアルフレッド・アドラーが創始した心理学の体系ですが、「嫌われる勇気」という書籍が日本でもベストセラーになり、すでに読まれた人も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、このアドラー心理学を仕事のコミュニケーションに活用する方法について考えてみたいと思います。

実践的に使える手法をいくつかご紹介します。

大変な仕事もコミュニケーションで効率アップ

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大きなプロジェクトや、難しい案件を成功させるためには、個々の能力や、
努力が必要なのはもちろんですが、チームワーク、コミュニケーションが大きな重要な要素になります。

難易度が高い仕事でもコミュニケーションがとれていれば、成果があがり、チーム力も高まる
という正のスパイラルを生み出すことにつながります。そのためにどうすればいいのか?

具体的な手法についてみていきましょう。

嫌われる勇気

http://diamond.jp/category/s-adler

良いチームワークで仕事を円滑に進めていこうとするときに、人間関係はとても重要です。

関係性を大切にするあまり、自分自身の気持ちを抑え、
相手に合わせ無理なコミュニケーションを取ってしまっていませんか?

アドラー心理学は、「あなたは今やりたいことをしているか」
という質問を何度も投げかけてきます。

人からの評価を気にするあまり、本来の自分をつくろってしまったり、
無理に周りに合わせるのではなく、嫌われる覚悟でも、
やりたいこと、良いと思ったことを提案できる人間関係を作り上げることなのです。

この嫌われる勇気についてもう少し掘り下げていきましょう。

自己受容(自分自身の価値を見出す)

自分自身の価値といってもピンとこないかもしれません。

人から評価されることはあっても、
自分自身の本来の姿にはなかなか目を向ける機会が
少ないのではないでしょうか。

自分の価値を見出すには、もちろん他者からの評価があり、
それがモチベーションにつながり、
結果仕事に結び付くというサイクルがあります。

では自分自身の価値を見出すにはどうしたらいいか、
次に紹介する他者貢献が重要なキーワードにつながってくるのです。

他者貢献(貢献を通して自分の価値を見出す)

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職場で業務以外の事でも率先的に活動したり、
同僚が手一杯になっているタスクを手伝うなどの貢献を行うと、
いいことをしてあげたという満足感が得られ、
幸せを感じたという経験がある方もいるのではないでしょうか。

結果的に自分の幸せを得ていますが、他の人の希望を叶える、
貢献することは自分の存在価値を見出すことにつながります。
一見仕事とは関係ないように思えても、この幸せを感じ、
自分の価値を見出すことが重要です。

日々のルーティンワークにプラス「他者に貢献する」ということを胸に
仕事に向き合ってみてはいかがでしょうか。

他者信頼(無条件に仲間を信じる)

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アドラー心理学では、他者を信じるにあたって、一切の条件をつけない、とされています。

無条件に仲間を信じることで、相手もあなたを信頼してくれて、
仲間意識が強まりお互いにWIN×WINの関係を構築することができます。

仕事で成果を出すには信頼関係が最重要です。

仲間を信じ、信頼するということに焦点をあててみてください。

原因論から目的論へ

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原因論とは「原因」があって「結果」がある、ということです。

「あなたは幼少期に虐待を受けていた」⇒「だから、いま人との付き合うのが苦手だ」

というような考え方のことです。

トラウマになるような「原因」によって傷つき、
「結果」として自分の性格や悩みが出来上がった、という発想ですね。

この考え方では、「原因」をどうにかしなければ自分が変われない、
ということになってしまいまい、前に進むどころか、
過去にとらわれて、どんどん自分を追い込んでしまいます。

しかし、アドラー心理学ではトラウマは明確に否定されています。

 

では逆に、目的論とは何かというと、「自分を主体に考える」ということです。

例えば、「会社の雰囲気が悪いから仕事ができない」これは原因論です。
そうではなく、「仕事をしたくないから、雰囲気の悪い会社を作り出している」これが目的論です。

この考え方は、人によっては受け入れるのに時間がかかる項目ではありますが、
そのように考えることで、主体性を持って、
物事を解決していくことができるようになります。

これまでの人生に何があったとしても、
今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない。
自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだ

?

するとどうなるでしょうか。
今まで形骸化だったコミュニケーションは目的に向かう方向性が出来たので活発になります。
議論には個人の意見が十分に反映され、そこに個性が誕生します。

失敗を成長のために必要だという寛大な考え方が、
目的論の最大の特徴です。

個人は失敗を恐れることなく、考え方や提案をしてきます。

そこからイノベーションが起こるとアドラー心理学では指摘しており、
個人の考えをまずは変えてみる必要があるのです。

自己決定性を常に持つ

アドラー心理学の重要な要素で
自分は運命の犠牲者と嘆くのでなく、自分は運命の主人公と考えます。

主体性を持って、環境のせいにしない、ということで、
上に書いた「目的論」と合わせて、アドラー心理学の重要な要素の1つになります。

企業の上司や部下とのコミュニケーションも、
仕事でのコミュニケーションも上手く取れます。

それには、会社に依存しすぎない気持ちが大切です。

自分が置かれている立場を俯瞰で観察して、
複数の尺度から見ることが、会社に依存しすぎない自分を作ります。

共同体感覚を身に付ける

仕事先でのコミュニケーションを取るときに、
積極的に取り入れたいのが『共同体感覚』です。

会社はひとつの小さな組織でしかありません。
その中に存在する会社独自の価値観に、
働いているといつの間にかドップリと漬かってしまいます。

すると、会社が決定したことが「正義!」だといわんばかりの感覚になります。

これでは、せっかくの自分という『個性』が失われてしまいますし、
内部でのコミュニケーションも、実の無いものになります。

外部からの刺激を受けること、
社会全体を俯瞰的に観測し会社だけの価値観に捉われないようにすることが大事です。

アドラー心理学では、仕事先のコミュニケーションを円滑にしたいならば、
価値観に捉われすぎないようにと指摘をしているのです。

「何を持つか」より「何をするか」

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人間にとって幸せな状況とは「やりがいを追求している時」だと心理学では言われています。

この会社に入って上司に言われたから、
今の仕事をしているという状態では、残念ながら幸せな時間はやってきません。

自分が何をしたいか、どんな方向性に持っていきたいのか。
それには会社がどうあるべきかをどんどん提案することです。

その『熱意』こそ人を動かす大きな原動力になり、
仕事先でのコミュニケーションも上手く行くことでしょう。

人間は、自分がやりたいことをしている時が一番輝いています。
そのパワーは計り知れないもので、いつの間にか周りをも動かしているもの。

何を持つか(肩書きや評価)ではなく、
何をするか(やりがい)を求める人同士が結びつく繋がりのほうが、
より連帯感が強く強固な考えを持てるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

職場では誰かに貢献することで自分の幸せ、いわゆる自分の価値を見出すことができます。

無条件に仲間を信頼するという事を心掛けていれば、
自然と仲間との信頼関係も深まり、
仕事を楽しむことができるのではないでしょうか。

そして何よりも大事なのが、『個性』を大事にしてやりがいを持って仕事に取り組む姿勢です。

それが周囲から信頼を勝ち得て、充実したコミュニケーションを取ることができます。

今日からでもすぐにできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

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