皆さんこんにちは。

一昔前は、アニメやゲームは超有名タイトルを
除いてオタクがこっそり楽しむもの、
マイナスイメージを持たれがちな趣味でした。

しかし最近では、
ニコニコ動画の一般化やAKB48の登場が関係しているのか
オープンにしても恥ずかしくない趣味として認知されるようになり、
政府主導で「クールジャパン」の一環として海外に輸出されるようにまでなりました。

そんなアニメ・ゲームなどのオタクコンテンツですが、
グラフィックはもちろんのことキャッチコピーなどの
テキストも含めたデザインを気にしたことはありますか?

ここ数年で、明らかにオタクコンテンツの
デザインの質は向上してきていると感じます。

今回の記事では、オタクコンテンツのデザイン事情が分かる雑誌を
3つご紹介していこうと思います。

MdN vol.244 2014年8月号:アニメのグラフィックデザイン

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いつのまにか
「デザインとグラフィックの総合情報誌」

に方向転換していたMdN。
(以前はウェブや印刷物のデザインがメインコンテンツとして特集される雑誌でした)

「アニメのグラフィックデザイン」というメイン特集では、
各作品のグラフィック・パッケージ・ロゴのデザインが
デザイナーの解説付きで掲載されています。

2014年の作品を中心として様々なジャンルの多くの作品が取り上げられているため、
保存版と言っても過言ではない充実度です。

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『アルドノア・ゼロ(表紙にも採用)』『劇場版ペルソナ3』『ガッチャマンクラウズ』
はデザイン制作に関わった人物のロングインタビューが様々なグラフィック事例とともに
読みやすく掲載されています。

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特にそれぞれの作品のロゴに関する部分は興味深く、
例えば『アルドノア・ゼロ』のロゴは”SNS時代だからこそ
生きる記号性の高いロゴタイプ”を模索し、
”汎用性を考えたベーシックなロゴタイプ”に帰結した
というストーリーが掲載されています。(本誌P.44-45)

MdNは「デザインとグラフィックの総合情報誌」を謳っているだけあり、
他にも面白い特集がたくさん掲載されている雑誌です。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00L3W5AEU

idea vol.352 2012年5月号:ビデオゲームグラフィック

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発売当時、デザイン業界でもゲーム好きのあいだでも
話題となったidea。

雑誌にしてはなかなか厚みがあるのですが、
それは上質な紙に印刷されているためです。

ナムコ(現バンダイナムコゲームス)、カプコン、セガ
3社のタイトルのグラフィックがかなりレトロなものから
最近のものまで大きく掲載されています。

息の長いシリーズ(例えば『リッジレーサー』)や
同じプロデューサーのタイトル
(例えば『スペースチャンネル5』『Rez』などを手がけた水口哲也氏)は
まとめて掲載されており、5年前は、10年前は・・・
とデザインの方向性を確認しやすい構成になっています。

レトロゲームの資料は実は結構多く出版されているのですが、
「レトロまではいかない少し前のゲーム」
の資料はなかなか出版されないので貴重です。

「少し前っぽさ」を醸し出したいときに参考にできると思います。

http://www.amazon.co.jp/dp/B007HA8VNY

週刊ファミ通 No.1333 2014年7月3・10日合併号

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週刊ファミ通はゲーム情報誌として有名ですが、
しばしば役に立つ特集を組んでくれているのはご存じですか?
(毎度気合の入った特集なのに、表紙での扱いはいつも小さめです)

「心を動かす、キャッチコピー。」という特集では、
キャッチコピーの意義を問う「キャッチコピーとは?」というページから始まり、
ゲームハード・ゲームソフトの名キャッチコピーが
メーカーのコメント付きで解説されています。

8ページにわたりぎっしりと掲載されており、
かなり読み応えがあります。

ちなみに広告関連の某誌でキャッチコピー特集が組まれた際、
オタクコンテンツのキャッチコピーがほとんど載っておらず
がっかりした記憶があります・・・。

http://www.amazon.co.jp/dp/B00LOTB4BU

編集後記

意外と侮れないゲーム・アニメなどのオタクコンテンツ。
あなたの一番気になるジャンルから、
デザインのあり方をチェックしてみてはいかがでしょうか?

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