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リフォーム

トイレのリフォーム費用は10〜30万円が目安!TOTO・リクシル・Panasonicを徹底比較

トイレのリフォーム後のイメージ
今回お話しを伺ったのはこのプロ!
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
リフォーム営業で80件以上のお宅の相談にのった経験があります。
今回は、トイレのリフォームについてお話ししますね。
ひとくちにトイレといっても、いろんなタイプ・機能があります。
予算内で満足のいくトイレにしたいですよね。
商品を選ぶポイントや事前に知っておくとよい知識などを紹介するので、参考にしてください。

トイレのリフォームを考えているあなたは、以下のように考えていませんか?

  • 予算が決まっているので、予算内でできるもっとも機能が豊富なトイレが知りたい
  • いくつかメーカーがあるが、それぞれの特徴が知りたい
  • 工事の期間やその間のトイレはどうすればいいのか知りたい

中古住宅を購入したり、親の家を譲り受けたりした場合、トイレが古いことも多いため、リフォームを考える人は多いです。
またトイレが壊れてしまって、トイレの交換ついでにトイレの部屋ごとリフォームを検討する人もいます。

トイレのリフォームは比較的安価で20万円でお釣りがくるようなケースもありますが、トイレを多機能にしたり部屋ごとリフォームなどすると50万円以上になってしまうこともあるんです。
また即日中にリフォームが完了することもありますが、数日かかることもあるので、リフォームの間のトイレ使用についても気になりますよね。

そこでここではリフォームのプロの立場から、あなたに知っておいてほしい4つのポイントや、トイレのリフォームで失敗しないための業者選びのポイントなどをお話しします。

見積もり依頼前に知っておきたいトイレリフォームの費用相場や施工期間

トイレのリフォームにかかる費用のイメージ
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
まずは、メーカーごとに施工例をみてみましょう。
各社、費用は商品代金と工事費込みで書いてあります。
費用はおおよその目安として考えておきましょうね。
なお、大きな改装工事などの場合、狭い範囲の工事より坪単価が低くなる場合がありますので、あくまでも参考価格として見てくださいね。
各家庭で、既存の状態と作りたいトイレが違いますので、具体的な金額は見積もりで判断します。

費用は、トイレリフォームの規模によって大きく変わります。
そこで、以下のようにリフォームの規模を区切って、各メーカーごとに費用の目安をチェックしていきましょう。

  • ウォシュレット便座交換
  • トイレまるごと交換
  • トイレ交換と床・壁の内装材張り替え

それぞれについて順に紹介します。

ウォシュレット便座交換(工事費込)

ウォシュレット便座への交換にかかる費用は、以下の表のとおりです。
なお、工事が終わるまでには、30分から1時間ほどかかると考えておきましょう。

メーカー名金額最安のセット内容(目安)
トートー
(TOTO)
最安値約3万円基本取付工事
クリーンノズル
温水洗浄
温便座
最高値約15万円基本取付工事・処分
オート便器洗浄
オート開閉
瞬間暖房
温水洗浄
温風乾燥
においきれい
オートeco小
リクシル
(LIXIL)
最安値約6万円基本取付工事・処分
温水洗浄
温便座
最高値約12万円基本取付工事・処分
温水洗浄
温便座
フルオート・リモコン便器洗浄
キレイ便座
温風乾燥
鉢内除菌
パナソニック
(Panasonic)
最安値約3万円基本取付工事
おまかせノズルクリーニング
パワーパルス洗浄
省エネ貯水タンク方式
最高値約9万円基本取付工事
待機電力ゼロモード
瞬間暖房便座
瞬間湯沸かしシャワー
8時間切タイマーAg+パワー抗菌
ノズル除菌クリーニング
おまかせノズルクリーニング
ひとセンサー
ふた自動開閉
お出迎えオート脱臭
温風乾燥

(参考:楽天リフォーム ※2018年7月26日時点)

トイレまるごと交換

トイレをまるごと交換するための費用は、以下の表のとおりです。
ただし、和式トイレから洋式トイレへのリフォームの場合は、さらに10〜15万円が上乗せされるので注意しましょう。
また工事の時間は1〜2時間が目安です。

メーカー名金額セット内容の目安
トートー
(TOTO)
最安値約7万円基本取付工事・処分
組み合わせ便器・タンク式
手洗なし
普通便座
トルネード洗浄
防露便器
防露タンク
超節水71%
最高値約31万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
温水洗浄
瞬間暖房便座
オート便器洗浄
オート開閉
温風乾燥
においきれい
オートeco小
リクシル
(LIXIL)
最安値約5万円基本工事費
タンク式
手洗あり
普通便座
防汚・抗菌便器
節水便器
樹脂製タンク
防露便器
最高値約30万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
節水5.0L
フルオート便器洗浄
防汚便器
プラズマクラスター除菌
泡クッション
パワーストリーム洗浄
お掃除リフトアップ
省エネ温便座
リラックスミュージック
ルーム消臭
フルオート開閉
便器内ライト
フルオート洗浄
脱臭
スマートフォンリモコン
パナソニック
(Panasonic)
最安値約9万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
暖房便座(※シャワー洗浄機能なし)
最高値約29万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
防汚便器
泡洗浄
節水
ひと・室温・着座センサー
瞬間湯沸かしシャワー
瞬間暖房便座
ナノイー
LED間接照明
オート開閉
オート洗浄
全自動お掃除

(参考:楽天リフォーム ※2018年7月26日時点)

トイレ交換と床・壁の内装材張り替え

トイレ交換と同時に、1帖分の床や壁の内装材を張り替える場合の費用は、以下の表のとおりです。
なお工事期間は半日〜1日が目安なので、親戚などにお願いして、あなたが近くの施設のトイレを借りているあいだ、家で番をしてもらうのがオススメですよ。

メーカー名金額セット内容の目安
トートー
(TOTO)
最安値約13万円基本取付工事・処分
タンク式・手洗いつき
超節水
普通便座
トルネード洗浄
防露便器
防露タンク
床・壁クロス張替え
最高値約37万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
温水洗浄
温風乾燥
瞬間暖房便座
オート便器洗浄
オート開閉
トルネード水流
ノズルきれい
やわらかライト
節水4.6L
床・壁クロス張替え
リクシル
(LIXIL)
最安値約15万円基本取付工事・処分
タンク式
手洗なし
普通便座
防汚便座
節水6L
床・壁クロス張替え
最高値約36万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
節水5.0L
フルオート便器洗浄
防汚便器
プラズマクラスター除菌
泡クッション
パワーストリーム洗浄
お掃除リフトアップ
省エネ温便座
リラックスミュージック
ルーム消臭
フルオート開閉
便器内ライト
フルオート洗浄
脱臭
スマートフォンリモコン
壁付きリモコン
床・壁クロス張替え
パナソニック
(Panasonic)
最安値約18万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
防汚便器
節水4.6L
暖房便座(※ウォシュレット機能なし)
床・壁クロス張替え
最高値約30万円基本取付工事・処分
タンクレス・一体型
防汚便器
泡洗浄
節水4.8L
ひと・室温・着座センサー
瞬間湯沸かしシャワー
瞬間暖房便座
ナノイー
LED間接照明
オート開閉
オート洗浄
床・壁クロス張替え

(参考:楽天リフォーム ※2018年7月26日時点)

ここまで、トイレリフォームの規模ごとに費用の目安を紹介しましたが、あなたの予算内に収まりそうなリフォームがイメージできましたか?
つづいては、実際にリフォームするときに注意が必要な「排水方式」について説明します。

トイレのリフォームが決まったら、まずはあなたのトイレの「排水方式」をチェックしよう

トイレの排水方式をチェックするイメージ
排水方式とは、トイレの汚水を流すための配管がどのように設置されているかを示すものです。
この排水方式には、「壁排水」と「床排水」の2種類があります。

トイレの便器の後ろ側に、壁に向かって配管が出ていたら壁排水です。
壁排水は、マンションや公団住宅に多く見られます。

床排水は、トイレの後ろを見ても配管がありません。
一般住宅やマンションは床排水が採用されています。

以下の表のように、トイレのタイプによっては排水方式が合わないと使えないものもあるのです。

メーカー名床排水壁排水
トートー
(TOTO)
ネオレスト
GG
GG800
[color color=”#ff0000″]ピュアレストEX
ピュアレストQR[/color]
ネオレスト
GG
GG800
リクシル
(LIXIL)
サティス
プレアス
[color color=”#ff0000″]アステオ[/color] アメージュZAシャワートイレ
アメージュZフチレス便座と便器
サティス
プレアス
[color color=”#ff0000″]マンションリフォーム用レフォレ[/color] アメージュZAシャワートイレ
アメージュフチレス便座と便器
パナソニック
(Panasonic)
アラウーノ
アラウーノSⅡ
アラウーノV
アラウーノ
アラウーノSⅡ
アラウーノV

(参考:各メーカーサイト ※2018年6月末時点)

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
自分で確認できないときは、見積もりをお願いしたい業者に確認してもらいましょう!

あなたのトイレの排水方式はわかりましたか?
リフォーム業者に見積もりをとるときは、かならずどちらの排水方式か聞かれるので、確認をしておいてくださいね。
また、好みのトイレがあなたの家でも使えるかどうか、かならずチェックしておきましょう。

ただ“好みのトイレ”とはいっても、写真でパッと見たときには気に入っていたのに、実際に自分の家に設置してみるとイマイチということもありますよね。
そこでつづいては、新しいトイレを選ぶときに気にすべきポイント5つを紹介します。

トイレを買い替えるときに気にすべきポイントは5つ

トイレリフォームの注意点5つを教えている女性のイメージ

トイレを買い換える買い替えるときに気にすべきポイントは、以下の5つです。

  1. トイレのタイプは「組み合わせ・一体型・タンクレス・システム」のどれにするか
  2. どこのメーカーのトイレにするか
  3. どこまでの機能が必要なのか
  4. 手洗器は必要か
  5. トイレの収納は必要か

それぞれのポイントについて、くわしく説明しますね。

【気にすべきポイント】
1.トイレのタイプは「組み合わせ・一体型・タンクレス・システム」のどれにするか

トイレのタイプには、以下の4つがあります。

  • 組み合わせ便器:タンク・便器・便座とそれぞれ独立したパーツを組み合わせたタイプで、もっとも一般的
  • 一体型トイレ:タンク・便器・便座が一体となっている
  • タンクレストイレ:タンクがなく、便器と便座のみからなる現代的なタイプ
  • システムトイレ:収納や手洗器などがセットになっているタイプ
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
トイレを作るときに希望や予算に合わせて、トイレを選びますよね。
それぞれのトイレの特徴を知っておきましょう。
一般的に、トイレのスペースに、タンク付きを設置できない場合や、空間を広く取りたい場合はタンクレスを使います。

それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

トイレのタイプメリットデメリット
タンク付き組み合わせ便器値段が安め
故障したものだけ交換できる
便器と便座を組み合わせるので、きめ細かな対応ができる
タンクに手洗い器をセットすることができる
停電や断水(1回だけ)のときも、使うことができる
水圧が低くても流れる
継ぎ目が出来てしまう
お掃除がしにくい
空間に圧迫感がでやすい
タンクレスと比べるとデザイン性が低い
タンク付き一体型トイレ便器・便座・タンクに継ぎ目がないので掃除が楽
停電や断水(1回だけ)のときも、使うことができる
水圧が低くても流れる
便器・便座・タンクが一体なので、どこか1つが壊れたら丸ごと取り替える必要がある
空間に圧迫感がでやすい
タンクレスと比べるとデザイン性が低い
タンクレストイレ設置場所が狭くてもトイレを作れる
連続使用をしても、すぐに水が流れる
掃除が楽にできる
見た目がすっきりしている
手洗器が必要
水圧によって設置できないときがある
一部が壊れたら丸ごと交換になる
タンク付きに比べると値段が高め
システムトイレ(キャビネット付きトイレ)カタログと同じ仕上がりになる
収納がある場合、トイレの小物が片付く
スペースによっては設置できない
他のタイプと比較すると工事期間が長い

このように、それぞれのタイプにはメリットとでデメリットがあります。
これらを知った上で、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

【気にすべきポイント】
2.どこのメーカーのトイレにするか

日本では「TOTO(トートー) 」「LIXIL(リクシル)」「Panasonic(パナソニック)」3つのメーカーのシェア率が圧倒的です。
以前はTOTO(トートー)の“一人勝ち”状態でしたが、今ではLIXIL(リクシル)やPanasonic(パナソニック)も人気を集めており、3社とも多機能性や節水などのさまざまな面で競争をしています。
そのためデザイン・機能・コスパ・節水などが、トータルで優れているバランスのいいトイレが揃っているのです。
また、壊れてもパーツが手に入れやすいという点でも、これら3社のうちどれかを選べば失敗はないでしょう。

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
大手メーカーを使うほうが、後に何かがあったときのフォローがしっかりしています。
トイレは長く使う場所であり、必要なものだからトラブルがあったときに、部品が取りやすい大手メーカーのほうがいいでしょう。
大手でないメーカーの場合、故障などのとき部品を用意する時間が必要な場合もあります。

ただ以下の表のように、それぞれのメーカーによって特徴は異なります。
あなたがもっとも重視するポイントにおいて、とくに強みを発揮するメーカーを選ぶのがオススメですよ。

チェックポイントTOTOLIXILPanasonic
掃除のしやすさ・フチなし形状
・トルネード洗浄
・お掃除リフト
・スマートフチ形状
・お掃除リフトアップ
・パワーストリーム洗浄
・スキマレス設計
・[color color=”#ff0000″]劇落ちバブル(自動洗浄)[/color] ・スパイラル水流
ニオイを減らすオートパワー脱臭・エアシールド脱臭
・ルームリフレ
ナノイーX
除菌効果きれい除菌水鉢内除菌オゾンウォーター
汚れガード・セフィオンテクト便器
・[color color=”#ff0000″]プレミスト[/color] ・クリーン樹脂
アクアセラミックスゴピカ素材(有機ガラス系)便器
節水(1回あたり)3.8L(床排水)または4.8L(壁排水)※13.3〜4L(ECO4の場合)3.6〜4.8L
尿よごれ対策水面を下げる機能で跳ね返り低減泡クッション・ハネガード(泡クッション)
・[color color=”#ff0000″]タレガード[/color](フチつき)
・[color color=”#ff0000″]モレガード[/color](便座と便器の隙間ガード)
節電*2・瞬間暖房便座
・タイマー節電・おまかせ節電
・電気代:約1800円/年
・省エネ便座
・省エネ温水シャワー
・ワンタッチ節電
・電気代:約2300円/年
・あったか速暖便座
・瞬間湯沸かし方式
・保温便ふた
・電気代:約1900円/年
ウォシュレット機能・[color color=”#ff0000″]エアインワンダーウェーブ洗浄[/color] ・6つの洗浄タイプ
・セルフクリーニング
・レディス専用ノズル
・ノズル自動洗浄
・おしり洗浄・ビデ洗浄の2種類
・ステンレスノズル
・5つの洗浄タイプ
・おまかせノズルクリーニング
その他機能・やわらかライト・ほのかライト
・リラックスミュージック
・スマホリモコン
・[color color=”#ff0000″]スマホアプリで、好み設定・電気や水道の使用量確認・お手入れモニタなど使える[/color] ・流水音
・間接照明
種類の豊富さ組み合わせ便器からタンクレスまで豊富組み合わせからタンクレスまで豊富タンクレスが基本。タンク上に相当する場所に、手洗い器をつけることも可能。
また色柄と素材感のデザインが豊富。
特徴昔ながらのトイレメーカー。清潔さと快適さに優れている。老舗の安心感もある。バランスよく機能が配置されている。住宅事業、家電事業ともに業界上位のメーカーなので、発想がユニークで先進的。
こんな人にオススメ・掃除はこまめにやるタイプ
・ウォシュレットにこだわりたい
・家の男性陣は座って尿をする
・トイレは清潔でエコなことがもっとも大切
・とくにコダワリはないが、全ての機能がまんべんなく欲しい
・掃除はあまり好きではない
・家の男性陣は立って尿をする
・タンクレスのデザインも好き
・アプリ連携をやってみたい

参考:各社最新カタログ
※1:15年前の便器の場合、1回あたり13L必要
※2:1kWh=27円で計算

【気にすべきポイント】
3.どこまでの機能が必要なのか

トイレの便座にはいろいろな機能がありますが、以下のように機能が増えれば増えるほど、リフォームの値段は高くなってしまいます。

機能追加料金
オート洗浄約1〜2万円
エコリモコン約2〜3万円
壁つきリモコン約2万円
温風乾燥約2万円

参考:TOTOウォシュレットカタログ

そのため、どこまでの機能が自分にとって必要なのかを、しっかりと考えてから商品を選ぶことが大切です。

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
筆者のお客様が、工事後に「必要なかった」と話していた機能は、乾燥ですね。
実際にトイレットペーパーを使わず、乾燥を使うとわかるのですが、乾くまでに時間がかかるのです。
何らかの事情で、おしりが拭けない場合だけ必要なオプションだと思います。
すでに便座の機能として組み込まれているなら、そのままでよいのですが、後からプラスする必要はないでしょう。

【気にすべきポイント】
4.手洗器は必要か

手洗い器が欲しい場合、タンク付きトイレなら手軽に設置が可能です。
ただ、タンクレスの場合は手洗い器を別途、設置してもらう必要があります。
その場合はシステムタイプにするか、タンクレスの上部が手洗い器として使えるデザインのものにするか選びましょう。
その際、従来のタンク付きデザインがあまり好きではない人は、システムタイプを選ぶのがオススメですよ。

【気にすべきポイント】
5.トイレの収納は必要か

トイレで使うものを、どのように収納するかも大切です。
家族だけでなく、お客様も使う可能性があるので、すっきりと見せたいですよね。
トイレのメーカーには、収納も取り扱っているので、そこから選ぶことができます。
また、大工さんに簡単な棚を造作してもらうこともできるので、営業担当に相談してみましょう。

ここまで、トイレをリフォームするときに気にすべきポイントを5つ紹介しましたが、どんなところに気をつけて商品を選べばいいかイメージできましたか?
気にいったトイレが見つかれば、いよいよ業者を選んで見積もりをとる必要があります。

そこで最後に、トイレのリフォーム業者の選び方についてお話ししますね。

トイレリフォーム業者を選ぶときのポイント3つ

トイレのリフォーム業者の選び方を教えている女性のイメージ

トイレのリフォーム業者を選ぶときは、以下の3点に注意する必要があります。

  1. 見積もり書について素人にもわかるように説明してくれる
  2. 施工とアフターサービスがしっかりしている
  3. 3社以上から見積もりをとる

それぞれについて説明します。

見積もり書について素人にもわかるように説明してくれる

見積書は、一見素人にはわかりにくい表記になっています。
業界用語がズラっとならんでいると、見ても何がなんだかわかりません。
見積書を説明するとき、しっかりと分かるように説明してくれる会社が良いでしょう。
例として、商品の価格・オプションの価格・工事費などがわかるようになっているのが望ましいですね。

施工とアフターサービスがしっかりしている

残念なことに、施工を下請け業者にまかせていると、いい加減な工事をされることがあります。
下請けに任せるのではなく、きちんと監督が施工の確認をしてダメ出しをする業者が良いですね。
また、施工後にトラブルが起きたときも迅速に対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。
施工もアフターサービスも、口コミを調べればわかります。
特に水廻りは、トラブルが起きたとき、緊急性が高いく迅速な対応が必要なので、きちんと対応してくれるかどうかは大切ですよね。

3社以上から見積もりをとる

見積もりは最低でも3社から取るようにしましょう。
価格の他に、業者の対応も比較することができます。
担当者との相性が悪いと、言いたいことも言えない状況になる可能性もあるので、3社から見積もりを取り、相性も確認しましょう。

ここまで、いいリフォーム業者の選び方について説明しましたが、自分でいい業者を見つけられそうですか?
もちろん、これらのポイントをしっかりとチェックすれば、理想の業者を見つけられるのですが、近所のリフォーム業者に片っ端からコンタクトをとるのは大変ですよね

またリフォーム業者を選ぶときには、最低でも3社以上から見積もりをとるのが大切です。
というのも、ここまでお話ししたようにリフォームには値段があるようで、じつはピンキリだからです。

そこでオススメなのが、「無料一括見積もりサービス」を利用することです。
とくに、あなたの希望どおりのリフォーム業者をピックアップしつつ、料金も比較してくれるような、リフォーム専門のコンシェルジュがいる会社だと安心ですよ。

たとえば先ほども少しお話しした「リショップナビ」では一定の基準をクリアした業者の中から、あなたの条件にあった優良業者のみピックアップして見積もりを出してくれます。
そのため、とてもラクで安心なんです。

「絶対に失敗したくないけれど、地元の業者に大量にコンタクトをとるのはメンドクサイな」と思っている人は、ぜひ利用してみてくださいね。

今回お話しを伺ったプロよりひとこと

今回はトイレのリフォームの費用や気にすべきポイントについて、元リフォーム業者の視点からお伝えしてきました。
トイレはプライベート空間なので、気に入った機能のものを選びたいですね。
ぜひ正しい業者選びをして、リラックスできるキレイなトイレを手に入れてくださいね。

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