今回お話しを伺ったのはこのプロ!

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
リフォーム営業で80件以上のお宅の相談にのった経験があります。
キッチンのリフォームは小さいパーツであればDIYでもいいのですが、少し間違うと家自体に悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。
ここではDIYでもいいのか、業者に頼むべきなのか、またどんな業者を選べばいいのかなど、プロの立場からお伝えします。

キッチンのリフォームを検討中のあなたは、以下のように悩んでいませんか?

  • なるべく安く済ませたいから自分でDIYしたいけれど、業者に頼んだほうがいいの?」
  • 「リフォーム業者は多すぎるし値段も不明瞭だから、どんな業者に頼めばいいのかわからない!

もちろんDIYは可能ですが、素人ができることには限界があり、ムリにリフォームすれば、家全体に悪影響を及ばしてしまう危険があります。
またリフォーム業者を選ぶときも、どこを選ぶかによって仕上がりに大きな差ができてしまうため、信頼できる会社を探す必要があるのです。

そこでここでは、DIYでできることの限界や、キッチンリフォーム業者の選び方について解説します。
さらに、安くリフォームしたい人のために、予算よりも費用が高くなってしまう原因についても紹介しますね。

目次

キッチンのリフォームをDIYしないで業者に依頼するメリットは6つ

キッチンのリフォーム業者のイメージ
まずはキッチンのリフォームを安くすませたい人にとって、業者にまかせるメリットはあるのか、DIYと対比させながら説明しますね。
リフォーム業者で工事を行う具体的なメリットは、以下の6つです。

  1. ショールームで現物を見てイメージしたり体感したりできる
  2. 悩んだときにプロが相談にのってくれる
  3. 特価商品があるからお得
  4. DIYではムリな希望でもリフォーム専門業者なら実現できる
  5. キレイに仕上がる
  6. 工事期間中でも料理ができる

それぞれのメリットについて、DIYする場合と比較しつつ説明しますね。

【リフォーム業者にまかせるメリット】
1.ショールームで現物を見てイメージしたり体感したりできる

ハウスメーカーがリフォームを行っている場合、モデルハウスやリフォーム展示館を訪れると実際に工事された状態を見せてくれます。
キッチンの配置や色・付属物や特色を、実際に自分の目で確かめることができるのです。

一方、DIYの場合は紙面のカタログやインターネットで画像を眺めることしかできませんよね。
実際のキッチンに立ってふだんどおりに動いて体感するのとでは、情報量に明らかな違いがでるので、リフォーム後に「失敗だったな」と感じる可能性も高くなってしまいます

【リフォーム業者にまかせるメリット】
2.悩んだときにプロが相談にのってくれる

悩んだとき相談に乗ってくれるプロが身近にいるのと、いないのとでは違いがあります。

リフォーム業者に依頼するの場合は、わからないことがあればすぐに相談して解決できます。
希望を伝えれば、業者があなたにとって使いやすいキッチンを提案してくれるんです。

一方、DIYでリフォームを行う場合は、近くにリフォーム工事にくわしい人がいなければ、すべて自分で解決する必要があります
たとえば、本の画像や説明文を参考にしたり、動画で見たりして工事の方法を1から学ばなくてはいけません。
また失敗しても誰にも頼られず、結局、業者にリフォームのし直しを依頼するハメになる可能性もあります

【リフォーム業者にまかせるメリット】
3.特価商品があるからお得

リフォーム業者に依頼すると、原材料費を安く抑えられる可能性があります。
というのも、業者はリフォームの工事の件数が多いので、キッチンを安く仕入れられるからです。
この特別価格は、業者にリフォームを依頼した人だけに適用されるものなので、下手に材料だけ購入して自分でDIYをするよりも、結果的に安上がりになる可能性が高いんですね。

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
まれにショールームで使用した展示品が、格安で販売されることがあります。
これはリフォーム業者の中でも、とくにハウスメーカーが行うリフォームで見られるイベントです。
筆者のお客様の中にも、メーカー展示品を使うことができたラッキーな方がいましたよ。

【リフォーム業者にまかせるメリット】
4.DIYではムリな希望でもリフォーム専門業者なら実現できる

あなたがもし、キッチンのリフォームで邪魔な柱をブチ抜いて、開放的な明るいキッチンにしたいと考えているのであれば、注意が必要です。
というのも、建築を専門的に学んでいない人には構造計算ができないので、リフォームで邪魔になる柱を抜く方法を知らないからです。

じつは柱を抜く場合、梁(はり)を補強したり壁を入れたりして、今まで柱が行っていた仕事をほかのパーツを使っておぎなう必要があるんです。
そのため素人がムリに柱を抜くと、建物に悪影響を及ぼしてしまい、最悪の場合には建物が崩れるなど、大きなリスクがあります。

一方、プロは建物の構造についてしっかりと勉強していますので、間取りを変えるとき抜いてよい柱かどうかの判断ができます。
抜くのがムズカシイ柱も、ほかの部分でどのように補えば抜けるかを考えて、理想のキッチンにできるだけ近づけてくれるんです。

邪魔になる柱をそのままにすると、理想的なキッチンにならないケースもあるでしょう。
そんな場合は、まずリフォーム業者に相談してみてください。

【リフォーム業者にまかせるメリット】
5.キレイに仕上がる

そもそも、リフォーム業者とDIYでは仕上がりがまったく異なり、業者がリフォームをすると既製品のようにキレイに仕上げてくれます
一方、DIYですませると、どうしても手作り感がでてしまいますね。

さらに、リフォーム前の住宅の土台などに傾きがある場合、業者であれば傾きを計算して、キッチンの水平バランスを調整しますが、DIYではムズカシイですよね。
これは、ただの「壁紙の貼り替え」にも当てはまり、少しでも傾きがあると角(すみ)のほうの収まりが悪くなって、リフォームする前よりも不恰好になる可能性があります

【リフォーム業者にまかせるメリット】
6.工事期間中でも料理ができる

キッチンのリフォームで気になるのは、期間中の料理はどうすればいいかですよね。

業者に依頼すれば、リフォーム前のキッチンを仮設で使える状態にしてくれるため、工事期間中でも自宅で料理できます
また必要最低限の期間で仕上げてくれるため、仮設キッチンに多少の不便を感じてもストレスが少なくてすみますよ。

一方、DIYでキッチンをリフォームする場合、時間がかかるうえに仮設キッチンの用意もできません
もしシステムキッチンを自分で取り付ける場合、そのリフォーム期間中はキッチンがまったく使えなくなってしまいます。
毎日ポットや電子レンジだけで食べられるカップ麺や冷凍食品にしたり、外食をしたりして、洗面所でお皿洗いという生活を、リフォームが完成するまで続けることになるんです。

そのため、毎日使いたいキッチンのリフォームは、なるべく業者に依頼するのがオススメですよ。

ここまで、リフォーム業者に依頼するメリットについて説明しました。
では実際にリフォーム業者に依頼する場合、どれくらいの費用が必要なのでしょうか?
というわけで、つづいてキッチンのリフォーム費用の相場についてお話ししますね。

キッチンのリフォーム費用の相場は50〜150万円

キッチンのリフォーム費用を見積もりするイメージ
自分の家のキッチンをリフォームする場合、どのくらいの予算が必要になるのかを知っておきたいですね。
リフォーム会社を一括で比較できる「リショップナビのホームページによると、キッチンのリフォームでもっとも多いのは、システムキッチンの交換で、その費用相場は50〜150万円です。

一般的なシステムキッチンをただはめ込むだけであれば、50万円ほどで済むこともあります。
一方、ガス管や水道管、電気の配線や壁や床などさまざまな要因によって、150万円以上になってしまうこともあるんです。

このようにリフォームの価格は各家庭によって大きな違いがありますが、参考価格として具体例をあげてみますね。

具体的なキッチンのリフォーム費用例をシステムキッチンメーカーごとにチェックしてみよう

具体的なキッチンのリフォーム費用を、楽天の工事費込みのシステムキッチンの値段からチェックしてみましょう。
なお、一般的な住宅で使われているキッチンの横幅は2550mmなので、ここでは条件を以下のようにそろえました。

  • 横幅が2550mm
  • I型の配置
  • 基本工事費込み

(※ちなみに2550mmのキッチンが入る横幅は、畳1帖半(芯々寸法2730mm)の長さが目安です)

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このように、システムキッチンのリフォームは基本的に50〜150万円でできますが、リフォーム業者やキッチンのメーカーによって、金額は異なってきます
さらに費用に含まれている工事内容もまったくバラバラなので、費用が安いと思って契約しても、もろもろの工事が必要になって相場から大きくかけ離れてしまうこともあるんです。

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
筆者がリフォーム費用を概算していたときも、実際の費用とほど遠い場合がありました。
そのため、実際に業者に来てもらって見積もり金額をだしてもらうまでは、正確な金額はわからないと考えておきましょう。

そこでつづいては、キッチンのリフォーム費用が相場から大きくかけ離れてしまう原因について、お話ししますね。

キッチンリフォームの費用が相場とかけ離れる原因4つ

キッチンのリフォーム費用が予算とかけ離れてしまい頭を抱えている主婦のイメージ
一般的なキッチンリフォーム費用は50〜150万円ですが、中には300万円以上だったり、50万円以下だったりします。
このように金額に幅ができてしまうのには、以下のような4つのポイントによって金額が大きく左右されるからです。

  1. リフォーム前のキッチンの設備や部屋の状態
  2. キッチンの間取りを変更するかどうか
  3. リフォームで導入するキッチン一式のブランド
  4. 食器棚・食洗機・吊り戸棚・シンクなどの設備
というわけで、それぞれのポイントについて説明しますね。

【相場からかけ離れる原因】
1.リフォーム前のキッチンの設備や部屋の状態

一般的にキッチンは家庭によってさまざまなので、壁や床の素材、コンセントや照明の位置など、いろいろな組み合わせのパターンが考えられますよね。
ほかにも、家庭によって異なる設備には、以下のようなものが挙げられます。

  • 天井・壁・床・窓・ドア・外壁
  • コンセント・照明・スイッチ
  • 給排水・ガス配管・IHヒーター
  • システムキッチンの設置場所

こうした今のキッチン設備の組み合わせと、リフォーム後のキッチンの差によって、金額は大きく左右されるんです。

具体的には、以下のように値段がかわります。

スペースが広いキッチンの、壁や床、天井もリフォームしたい場合

工事範囲が大きくなるため、一般的なキッチンの壁・床・天井を含めたリフォームよりも値段が高くなります。

土壁のキッチンで、壁をクロス張りにリフォームしたい場合

通常の壁のリフォームよりも撤去や下地に費用がかかるため、一般的なキッチンクロスのリフォームよりも値段が高くなります。

断熱材が入っていなかったり外壁が古い素材だったりする場合

外壁の素材や断熱材に費用がかかるため、通常の壁や外壁のリフォームよりも値段が高くなります。

【相場からかけ離れる原因】
2.キッチンの間取りを変更するかどうか

今までは壁に向かっていたキッチンを対面キッチンにしたい場合や、その逆に対面だったキッチンを壁に向けたいというときは、給排水やガスの工事が必要です。
またリフォームでキッチン自体を広くするときは、増築の工事が必要ですよね。

このようにキッチンの間取りそのものを変更する場合、もともと費用に含まれていない工事まで必要になってしまう可能性が高く、値段が跳ね上がることがあります。

【相場からかけ離れる原因】
3.リフォームで導入するキッチンのブランド

キッチンメーカーの中には、LIXILTOTOパナソニックタカラスタンダードなど、いくつもの会社がありますよね。
そして各メーカーが販売しているシステムキッチンの中にも、いくつものブランドがあり、どのブランドを選ぶかによっても値段が異なります

 お菓子メーカーでたとえると、明治や森永、ロッテなどのメーカーがあり、明治の中にはミルクチョコレート・チョコレート効果・THEチョコレートなどのブランドがあるというイメージです。
すべてチョコ菓子ですが、値段が異なりますよね。

たとえば人気メーカー「LIXIL(リクシル)」では、ブランドによって以下のように価格が異なります。

  • シエラ(価格帯50~75万円)
  • アレスタ(価格帯67~95万円)
  • リシェルSI(価格帯80~211万円)
  • リシェルPLAT(価格帯112~166万円)
  • ウェルライフ(価格帯67~91万円 車椅子対応)

参照元:LIXIL(http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/

【相場からかけ離れる原因】
4.食器棚・食洗機・吊り戸棚・シンクなどの設備

もちろんキッチンに追加する設備を増やせば、リフォーム相場よりも値段が高くなってしまいます。

価格差が出る設備 相場に近づけるなら 相場より高くなる可能性大
床材 一般的な床材 傷・水に強い素材、床暖房
普通のクロス 汚れに強いクロス、珪藻土
天井 普通のクロス 木材を使う
吊り戸棚 昇降機なし 電動の昇降機
食洗機 なし あり
シンク ステンレス 人造大理石
食器棚 持っているものをそのまま使う キッチンとお揃いで新しく設置
コンロ ガス IHヒーター

このように、使うもののグレードによって価格に差が出るのです。
コンロをガスからIHヒーターにする場合、使っている電気の容量を変更したり、引き込み線から変える必要があるケースもあります。

相場からかけ離れやすい例にあるようなリフォームを希望している場合は、どれくらい値段が高くなってしまうかについて比較見積もりを行なってみることをオススメします。

ここまでキッチンのリフォーム費用が相場とかけ離れてしまう理由について説明しました。
ただ、キッチンリフォームが相場どおりだったとしても、工事が失敗してしまっては元も子もありませんよね

そこでつづいては、実際にリフォーム業者に工事を依頼するとき、どんな業者を選べば失敗しないのかについて説明します。

キッチンリフォームの業者を選ぶ5つのポイント

キッチンのリフォーム業者を選ぶポイントのイメージ
キッチンのリフォームを成功させるには、業者の選択が大切です。
筆者が展示館の当番をしていたとき、訪れたお客様が「ひどいリフォームをされてしまった。この会社だったら、あんな工事はしなかっただろうに、失敗した。」と話されてかわいそうに思ったことがありました。
残念なことに業者のなかには、この様にひどい工事をする会社もあるので、あなたにはしっかりとした業者を選んでいただきたいです

ここでは、よいリフォーム業者を選ぶための5つのポイントを紹介します。

  1. 既存の状態を確認し話をちゃんと聞いてくれる
  2. 実際に使う人が動きやすい提案ができる業者がよい
  3. 見積内容を素人に分かるように説明できる業者がよい
  4. 工事工程表とおりに工事ができる業者がよい
  5. 工事中のトラブルに誠実な対応ができる業者がよい
それぞれのポイントについて、お話ししますね。

【リフォーム業者の選び方】
1.既存の状態を確認し話をちゃんと聞いてくれる

リフォームを申し込む場合、既存の状態をきちんと知って、あなたの要望を正しく聞き取ってくれる業者を選ぶことが大切です。

さらに、あなたの不満点や要望をしっかりと聞いたうえで、“実際に使うこと”を考えた提案をしてくれる営業担当者が望ましいですね。
というのも、あなたの要望のままリフォームをした場合、実際に使ってみると不便に感じてしまう可能性も十分にあるため、プロの立場からダメ出しができる担当者がいる方が、リフォーム後のトラブルが起きる可能性が下がるんです。

【リフォーム業者の選び方】
2.実際に使う人が動きやすい提案ができる業者がよい

机上でいくら勉強をしても、実際にキッチンで料理をする人の動きが把握できていないと、キッチンでの作業動線がおかしくなることがあります。
たとえば「Ⅱ型配置のキッチン」のリフォームの際、ふたつのキッチン台の距離が離れすぎていて無駄な動きをすることになったケースがありました。

【「II型」キッチンとは?】
II型キッチンとは、シンクとコンロがそれぞれ別のキッチン台にそなえつけられたものです。
ローマ数字の「II(2)」の形に配置されたキッチンのことで、それぞれのキッチン台が平行にならんでいるので、作業がしやすいのが特徴です。
II型キッチンの構図のイメージ
II型キッチンでの作業導線がおかしくなってしまった理由は、料理をしたことがない担当者がリフォームのプランニングをしたためです。
そのため、実際にたくさんのキッチンで料理をした経験がある担当者がいると、よいアイディアを提案してくれることもありますよ。

【リフォーム業者の選び方】
3.見積内容を素人に分かるように説明できる業者がよい

リフォーム業者を選ぶときは、見積もり内容についてプレゼンボードや図面などを使って、できるだけわかりやすく説明してくれるかどうか、チェックしましょう
というのも、リフォームの見積書には、「タイペックシート」や「グラスウール」など素人には理解できない業界用語がたくさん並んでおり、わからないままなんとなく契約してしまうと、思っていたのと違うリフォームになってしまう可能性があるからです。

実際に、リフォーム業界は「クレーム産業」とも呼ばれる、クレームが非常に多い業界です。
業者と消費者のあいだでの認識の違いは、クレームに結びつく可能性が非常に高いので、少しでもギモンを感じたら、遠慮なく質問するようにしてくださいね

【リフォーム業者の選び方】
4.工事工程表とおりに工事ができる業者がよい

生活しながら工事をしてもらうと、どうしても大きなストレスを感じてしまうので、スケジュールどおりに工事が終わることはとても大切なことです。
スケジュールどおりに工事が終わる業者を選ぶには、業者の口コミをチェックするのがオススメですよ。

またスケジュールどおりにリフォームが終わらない原因は、以下のようなケースが考えられます。

  • キッチンの解体中にシロアリが発生しているのを発見し、シロアリ駆除や土台の修復などの追加工事が発生する
  • 業者と提携しているキッチンメーカーからの納品が遅れる
  • 施主側が「ついでに」と追加工事を頼む

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
もちろんお互いに納得している場合は、完成が遅れても問題ありませんが、不測の事態でも日程どおりに完成してくれればもっと嬉しいですよね。
筆者のお客様でもシロアリが出たケースがありましたが、工期に遅れが出ないように業者の手配をし、工事工程表とおりの日数で完了し引き渡しを行いました。
納期への意識が高い業者を選べば、何かが起こっても安心して任せられますよ。

【リフォーム業者の選び方】
5.工事中のトラブルに誠実な対応ができる業者がよい

リフォーム工事には大なり小なり、トラブルが起こる可能性があります
たとえば、古いキッチンを解体するときに、床をはがしたり壁を壊す必要が出てきた場合、工事の対象ではない部分までヒビが入ってしまうことなどが挙げられます。

このように工事中にトラブルが発生した場合、施主にきちんとした説明を行い、対処法を考え提案するというような、誠意ある態度をとる業者が良いです。
誠意ある業者であるかどうかをチェックするために、口コミを調べたり、リフォーム業者にくわしい人に聞いたりするのがオススメですよ。

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
工事には思わぬトラブルが起きるときがあります。
筆者の勤めていた会社では、元の床と同じ状態になるように工事費用を会社が支払う形でリペアして対応したことがあります。
また、屋根の工事中に大型台風が来て、「雨漏りした」とお客さまから夜に連絡をいただました。
電話をうけて即工事の監督と2人でお客様のところにいき、ブルーシートで養生をしに1階屋根に登った経験もあります。
このようなとき、お客様は不安に思われるので即対応してくれる業者を選ぶとよいでしょう。
ここまで、いいリフォーム業者の選び方について説明しましたが、自分でいい業者を見つけられそうですか?
もちろん、これらのポイントをしっかりとチェックすれば、理想の業者を見つけられるのですが、近所のリフォーム業者に片っ端からコンタクトをとるのは大変ですよね

またリフォーム業者を選ぶときには、最低でも3社以上から見積もりをとるのが大切です。
というのも、ここまでお話ししたようにリフォームには値段があるようで、じつはピンキリだからです。

そこでオススメなのが、「無料一括見積もりサービス」を利用することです。
とくに、あなたの希望どおりのリフォーム業者をピックアップしつつ、料金も比較してくれるような、リフォーム専門のコンシェルジュがいる会社だと安心ですよ。

たとえば先ほども少しお話しした「リショップナビ」では一定の基準をクリアした業者の中から、あなたの条件にあった優良業者のみピックアップして見積もりを出してくれます。
そのため、とてもラクで安心なんです。

「絶対に失敗したくないけれど、地元の業者に大量にコンタクトをとるのはメンドクサイな」と思っている人は、ぜひ利用してみてくださいね。

今回お話しを伺ったプロよりひとこと

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
リフォーム営業をやっていると、フリマやバザーでDIYを始めたのをきっかけにキッチンのリフォームもやってみる人もいました。
ただ100円均一のシートを扉に貼る程度であればよいのですが、大掛かりなDIYになると水場や電気・ガスが絡むため非常に危険です。
キッチンをリフォームするなら今回お話ししたポイントをおさえて、上手に業者を選び、理想のキッチンで毎日楽しくお料理してくださいね。