今回お話しを伺ったのはこのプロ!

元リフォーム会社営業のウェブライター天さん
リフォーム営業で80件以上のお宅の相談にのった経験があります。
今回は、洗面所のリフォームについてお話ししますね。

洗面所のリフォームを考えているあなたは、以下のように悩んでいませんか?

  • 洗面台が古くなってきた
  • 洗面所をもう少し使いやすくしたい
  • 洗濯機を買い換えたのでデッドスペースができた
  • お風呂のリフォームと併せて、脱衣所である洗面所のリフォームも考えている

洗面所のリフォームは洗面台のボウルだけの小さなリフォームから、洗面所の部屋ごとの大きなリフォームまで、さまざまなタイプがあります。
どんなタイプのリフォームでも、よい業者さえ選べば、仕上がりよく最小限のコストでリフォームしてもらえます。
一方、業者選びを間違えると、仕上がりがダメで家の土台が痛んだり、予算を大きくオーバーしたりしてしまいます。

またこうした悪い業者の場合、とくに小さなリフォームを希望すると、見積もりでさえもスグに出してもらえなかったりするんです。
というわけで、今回は洗面所リフォームで失敗しないために、費用相場や業者選びのコツについてくわしく説明します。

洗面所のリフォーム、築何年くらいでするもの?

家族が毎朝使う洗面台は、ある程度の年数がたったら、リフォームをする必要があります。
洗面所の設備は最高の状態で使った場合でも、20年が耐用年数です。
家の設備は、築10年を過ぎたところから不具合がでてきます。
ですから、洗面所をリフォームする目安は10年以降です。
不具合が蛇口だけであれば、蛇口の交換をし洗面ボウルに割れや欠けがある場合は、洗面ボウルを入れ替えで対応できます。
しかし、洗面所の設備が全体的に傷んでいたる場合は、丸ごとリフォームすることが多いのです。
既存がお風呂の横にプランされている洗面脱衣所の場合は、お風呂の湿気が影響して、床や壁などが痛むのが早いケースがあります。
特に床が、湿気で沈むところがある・壁や天井がカビているというケースの場合は部屋ごとリフォームしますね。
では、洗面所をリフォームする場合、どんなプランがあるのかを相場価格と一緒に見て行きましょう。

洗面所のリフォームのプランと費用相場を知っておこう

洗面所リフォームにかかる費用のイメージ
洗面所のリフォームには、蛇口の交換だけという小さなものから、部屋ごとリフォームという大きなものまであります。
既存がどんな不具合を起こしていて、どこまでリフォームを希望するかでプランや費用が違うのです。
設備を同じタイプのものに交換するだけの場合もあれば、違うタイプのものに変更する場合もあります。
洗面所のリフォーム費用は、30万円以下のものから200万円を超えるものまで、さまざまなケースがあるのです。
洗面所リフォームでは、次に紹介するプランが一般的ですね。

のちほど、洗面化粧台各社の特徴を見てみましょう。
また、設備のグレードによって、ない機能もありますので、リフォーム前にカタログなどで確認してください。
まずは、リフォームの種類をみてみましょう。

リフォームの種類

リフォームには洗面台の交換だけのプランと洗面空間丸ごとリフォームの2つのタイプがあります。

  1. 洗面台のみ交換
  2. 洗面空間丸ごとリフォーム

1.洗面台のみ交換

洗面台のみの交換は、既存のものと同タイプのものに入れ替えるプランや、既存と違う商品に入れ替えるプランです。
洗面台の交換にともない給排水の配管や電気工事も一緒に行います。
既存を撤去し、洗面台を設置する工事ですので、床・壁・天井を触らない場合が多いですね。

床・壁・天井はそのままの状態で、洗面台のみを交換する場合の費用は、およそ10~20万円です。
なお、基本的に施工時間は1日で終わります。

2.洗面空間リフォーム

洗面所空間のリフォームは、洗面台の交換と床・壁・天井も一緒に工事をします。
既存の設備を撤去し、部屋を丸ごとリフォームするのです。

洗面空間のリフォーム費用は、およそ20〜30万円です。
なお、基本的な施工時間は1〜2日で終わります。

洗面台の4タイプそれぞれの特徴

洗面台には4つのタイプがあります。

  1. ユニットタイプ
  2. システムタイプ
  3. カウンタータイプ
  4. ユニバーサルデザインタイプ

では、4つのタイプを1つずつ見て行きましょう。

1.ユニットタイプ

ユニットタイプの洗面台は、一般的に用いられているタイプです。
60・75・90・120とcm単位の横幅で、ユニットが設定されています。
鏡・照明・洗面ボウル・水栓金具・収納で構成されていて、ユニットを選べるタイプが増えて来ましたね。
鏡は一面鏡・三面鏡、収納は扉タイプ・引き出しタイプというように、種類があり用途に合わせてそれぞれ選ぶことができます。

2.システムタイプ

洗面室の大きさに合わせて、鏡・洗面ボウル・水栓金具・収納・カウンターなどを選んで組わせることができます。
横幅が決まっていないので、自由に組み合わせて好みの洗面台を作れます。
ユニットタイプと比べると価格は高くなりますが、自由度が高いので、機能的にもデザイン的にもこだわりを持って作ることができるのです。

3.カウンタータイプ

カウンタータイプは、システムタイプと比較すると収納スペースが少ないので、施工前にどのくらい収納できるのかを確認したほうが良いでしょう。
スタイリッシュで、カウンター前に椅子をおいて使うことができます。
設置する横幅に合わせて置けるので、スキマを気にせずすっきりとした印象になります。

4.ユニバーサルデザインタイプ

ユニバーサルデザインとは、すべての人が公平に使え、自由度が高く使い方が簡単なもののことです。
うっかりミスをしてもリスクにならず、力の弱い人も楽に使え利用するのに十分な空間があるというのが原則に含まれています。
子供もお年寄りも、公平に使えるものといえます。
洗面所の場合、使う人の身長が違うと高さを選ぶ時に苦労するのですが、ユニバーサルデザインであれば、悩まなくて良いのです。

TOTO、LIXIL、Panasonic人気メーカー3社の洗面所、どう違うの?

水まわりの人気メーカーであるTOTO・LIXIL・Panasonicの3社は、それぞれに特徴がありますよね。
トイレではTOTOにトップの座を譲りましたが、洗面台のシェア率No1はLIXILです。
衛生陶器の老舗であるTOTOは、洗面ボウルに特徴があり、ユーザーが使いやすい設計になっています。
家電で有名なPanasonicは、見やすい照明と無駄のない自動水栓が特徴です。
では、それぞれのメーカーについて見て行きましょう。

TOTOは洗面ボウルが使いやすい

  • 水流を利用した「らくポイヘアキャッチャー」
  • 洗面ボウル下の収納でデッドスペースを減らした「奥ひろし」
  • 「すべり台ボウル」でキレイが長続き
  • 洗濯物のつけ置きや予洗いに適した構造のボウル
  • 高い収納も無駄なく活用できる「クイック昇降ウォールキャビネット」

クイック昇降ウォールキャビネットは、オプションであることもありますので、施工業者に確認してくださいね。
TOTOには、この他にも「きれい除菌水」がありますが、商品によってオプションになっているので、選んだ商品に追加できるかどうかを確認しましょう。

LIXILは洗面台のシェア率No1

  • 汚れがたまりにくい「ソコまでてまなし排水口」
  • 毛髪がからみにくい「ラクとれヘアキャッチャー」
  • メイク小物を収納できる「スマートポケット」
  • 椅子に座って洗面台が使える「ニースペース」
  • 商品名と横幅・メーカー希望小売価格

Panasonicは見やすい照明と無駄のない自動水栓

  • 顔や手元が見やすい「ツインラインLED照明」
  • 撥水性(はっすいせい)に優れ掃除が簡単な「有機ガラス系新素材」
  • 水を無駄に使わないタッチレス水栓「すぐピタ」
  • 洗面ボウル一体型カウンター
  • スキマレスの排水口

できるだけ費用をおさえたいなら、お風呂リフォームも同時にやるのがオススメ

洗面所のリフォームは、一般的にお風呂のリフォームとセットでするケースが多いです。
その理由は、お風呂のリフォームをするとき、ユニットバスのドアの関係で、洗面脱衣所の1面の壁を壊すので、一緒にリフォームしたほうがコストダウンできるからです。
お風呂の横に、洗面脱衣所がプランニングされている家が多く、1階で洗面所が独立してある家はほとんど見たことがありません。

洗面所のリフォームで失敗しやすいポイント

洗面所のリフォームで失敗するイメージ

洗面所のリフォームで、見落としたり気づかなかったりして失敗したケースがあります。
一般的に、後で後悔してしまう事例を1つ1つ見ていきましょう。

  1. 洗面台と洗濯機の間のスキマ
  2. 洗面ボウルを大きくして収納スペースが不足した
  3. 洗面ボウルが小さすぎた
  4. 洗面台の高さが合わない
  5. 上の収納スペースに手が届かない
  6. 洗面台の収納が高く窓がふさがる

1.洗面台と洗濯機の間のスキマ

洗面台を設置するスペースの横幅を、見誤ってしまったケースです。
隣に置いた洗濯機との間にデッドスペースができてしまいました。
洗面台にデッドスペースの空間に合う、収納ユニットがあったかもしれないですね。
洗面台と洗濯機の間に、スキマができないようにプランニングすると、失敗しません。

2.洗面ボウルを大きくして収納スペースが不足した

洗面ボウルが大きくなると、その分、下にある収納スペースが小さくなってしまいます。
洗面脱衣所であるなら、洗濯に使うものやお風呂で使うものの買い置きなども収納に入れたいですよね。
洗面ボウル下のスペース以外で、収納を増やすか・ボウルを小さめに変更すると収納の問題は解決できます。

3.洗面ボウルが小さすぎた

上記とは逆に洗面ボウルが小さすぎて水ハネがひどいケースもあります。
既存の洗面ボウルの大きさを参考にして、最適なサイズの洗面ボウルを選ぶようにしましょう。
洗面ボウルが小さすぎると、洗濯物を手洗いしたいときにも不便さを感じてしまいます。
紙の上に書いてあるサイズを見て、想像するのはムリがあるので、ショールームに行って、実物のサイズを確認すると良いですね。

4.洗面台の高さが合わない

使う人の身長によって、洗面台の高さが変わります。
子供がいる家族の場合、よく考えて高さを選ぶようにしましょう。
子供さんは、成長すると身長が伸びるので、危険のない踏み台を用意すると大人に合わせたサイズでも使うことができます。
顔を洗う姿勢で、つらくない高さを選ぶようにしてください。

5.上の収納スペースに手が届かない

たくさん収納スペースがあると、便利に思って手が届かない高さに収納を作ってしまうことがあります。
こういう場合は、昇降棚を使うようにすると上の段も無理なく使えます。

6.洗面台の収納が高く窓がふさがる

洗面台の高さが思った以上に高く、設置した場所の問題で窓がふさがってしまうケースがあります。
洗面所は脱衣所と兼用の場合が多いので、窓がふさがると換気が悪くなりカビやすい状態になってしまうのです。
プランニングの段階で、洗面台を置く位置と窓の配置を想像してみましょう。
洗面台の上に収納を配置すると窓がふさがる場合、洗濯機の上のスペースは使えないかを検討してみてください。

失敗しないためのリフォーム業者の選び方4つ

洗面所リフォームの業者イメージ

どの場所のリフォームでも、失敗したくないので、次の4つに注意して業者を選ぶようにします。
毎日使う場所である洗面所を、家族にとって使いやすい空間にするために、心にとめておきましょう。

  1. 業者の口コミが良いところを選ぶ
  2. 小さなリフォームでも丁寧な対応をしてくれる
  3. しっかりと要望を聞いたうえで家族構成を考えた提案ができる
  4. 最低3社から見積もりをとる

1.業者の口コミが良いところを選ぶ

残念なことに、リフォーム業者の中には、小さな工事を軽く見るところがあります。
どんな小さな工事でも、きちんと丁寧に対応してくれる業者がよいですよね。
今の時代は、インターネットが発達してスマホでも情報を探すことができます。
業者の口コミを、ネットでしっかりとチェックしてみましょう。
業者がリフォーム展示館やモデルハウスを持っている場合は、一度訪問して営業の対応を見るのも良いですね。

2.小さなリフォームでも丁寧な対応をしてくれる

リフォームには、玄関扉の鍵交換という小さな工事から増改築まで、さまざまなタイプがあります。
小さな工事でも、誠実に丁寧に対応してくれる業者が良いですよね。
業者の口コミを調べてみると、どんな業者かを知ることができます。
営業担当者と話をしていて、楽しくない・嫌な感じだと思ったら、業者を変えるのも良いでしょう。
せっかくのリフォーム、気持ちよく行いたいので合わない会社を選ばないでください。

3.しっかりと要望を聞いたうえで家族構成を考えた提案ができる

洗面所をリフォームする場合、その家の家族がどのように使っているのか、時間帯は重ならないかなどを聞き取ってくれる業者がよいです。
失敗例でよく耳にするのが、コンセントの数が足りないケースなので、生活を知って最適な数を考えてくれる業者を選びましょう。
コンセントだけでなく、壁紙・床材などその家にとって必要な提案をしてくれると、うれしいですよね。
リフォームの経験や材料の知識が豊富な営業担当がいると、さらによいです。

4.最低3社から見積もりをとる

リフォームを考えたら、最低3社から見積もりを取って比較しましょう。
1社だけだと、その業者が良いのか悪いのか、高いのか適正な価格なのかの判断ができません。
ですから、最低3社から見積もりを取って比較してください。
そのさい、営業担当者の対応や言葉遣いなども比較すると良いですね。
見積もりの意味を素人にもわかるように説明する業者かどうか見てください。

ここまで、いいリフォーム業者の選び方について説明しましたが、自分でいい業者を見つけられそうですか?
もちろん、これらのポイントをしっかりとチェックすれば、理想の業者を見つけられるのですが、近所のリフォーム業者に片っ端からコンタクトをとるのは大変ですよね。
またリフォーム業者を選ぶときには、最低でも3社以上から見積もりをとるのが大切です。
というのも、ここまでお話ししたようにリフォームには値段があるようで、じつはピンキリだからです。

そこでオススメなのが、「無料一括見積もりサービス」を利用することです。
とくに、あなたの希望どおりのリフォーム業者をピックアップしつつ、料金も比較してくれるような、リフォーム専門のコンシェルジュがいる会社だと安心ですよ。

たとえば先ほども少しお話しした「リショップナビ」では一定の基準をクリアした業者の中から、あなたの条件にあった優良業者のみピックアップして見積もりを出してくれます。
そのため、とてもラクで安心なんです。

「絶対に失敗したくないけれど、地元の業者に大量にコンタクトをとるのはメンドクサイな」と思っている人は、ぜひ利用してみてくださいね。

今回お話を伺ったプロからひとこと

洗面所の空間丸ごとリフォームをするなら、お風呂と一緒にするほうがお得です。
洗面台の交換だけなら、単独でリフォームしても良いですね。
洗面ボウルにヒビがあると水漏れの原因になる場合があるし、洗面台に何らかの不具合を感じたら、リフォームすることを考えましょう。
家族が毎日、使う場所である洗面所のリフォームに失敗しないように、記事を参考にしてもらえたらうれしく思います。