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ビジネスハック

スマホ版zoomの使い方|iPhone,iPad,Androidスマホ用アプリの機能まとめ

まずはスマホアプリで利用可能な条件を確認

Zoomをスマホ・タブレット等で利用する場合、アプリをインストールする必要があります。
利用可能な条件は以下のとおりですが、よくわからない場合は、今とくに不自由なく使えている機種であれば、Zoomの基本的な機能は問題なく使えると考えてOKです。

OS

  • iOS 7.0以降(iPhoneは4以降、iPadはPro・Mini・2以降、iPodは第4世代のtouch)
  • Android 4.0x以降
  • Kindle Fire HD

ブラウザ

  • iOS:Safari5+、Chrome
  • Android:Webkit(デフォルト)、Chrome

プロセッサ要件

1GHzシングルコア以上 (インテル以外)

WiFi

  • 1対1のビデオ通話:高品質ビデオの場合は上り&下り600kbps
  • グループビデオ通話:高品質ビデオの場合は上り600kbps、下り1.2Mbps

今のWiFiの状況がわからない場合は、インターネット回線の速度チェッカーを利用するといいですよ。

【基本】Zoomミーティングに招待されたときの使い方(スマホ)

まず、Zoomアプリが入っていない場合は、ダウンロード&インストールしましょう。

>> apple公式ストアで無料Zoomアプリを見る

>> GooglePlay公式ストアで無料Zoomアプリを見る

次に、セミナーや会議、説明会、面接に参加するために、アプリを立ち上げます。

サインイン(ログイン)する?しない?

アプリを立ち上げたら、サインイン(ログイン)するかどうか決めてください。
サインインする場合、あらかじめサインアップ(新規登録)しておく必要があります。

サインインするかどうかは、以下の機能を使うかどうかで決めてください。

サインインすると使える機能

サインインすると、自分がホスト(管理者)になってミーティングを開催したり、ミーティングのスケジュールを作成したりできます。
また、グループミーティング機能を使って、グループチャットをすることも可能です。

そのため、自分からZoomミーティングを開催したい人や、複数人とのグループチャットがしたい人は、サインインしておいてください。
また、学校や企業によっては、指定アカウントからしかミーティングに参加できない場合もあります。

サインインしないメリット

サインインしないメリットには、「面倒な最初のサインアップ(新規登録)をしなくてもいい」「利用頻度が高くないアプリのアカウントを作らずに済む」などが挙げられます。
今後あまり使わなそうであれば、アカウントを作りっぱなしでログイン情報を忘れてしまったりする可能性もあるので、サインアップやサインインをする必要はないでしょう。

ただ、すでにサインアップ(新規登録)しているのであれば、たとえば背景画像を変えるなどの自由が効くため、サインインしてしまう方がおすすめです。
(参考:「zoomの背景を変える方法と「コンピュータが要件を満たしていません」の対処法」)

サインインせずにミーティングに参加する方法

サインインせずにミーティングに参加する場合、以下の2パターンの参加方法があります。

ホスト(主催者)から【ミーティングID】が送られてきた場合

  1. アプリを開いたら「ミーティングに参加」をタップ
  2. ミーティングID、パスワード(あれば)と会議で表示される自分の名前を入力して、参加する
  3. Zoomからカメラやマイクへのアクセスが求められるので、許可
  4. 「オーディオに参加してください」とポップアップが出たら「インターネットを使用した通話」をタップ

ホスト(主催者)から【招待URL】が送られてきた場合

  1. メールやチャットなどで送られてきたURLをクリックする
  2. 「Zoom.usを開くことを許可しますか?」とポップアップが出たら、許可
  3. 会議で表示される自分の名前を入力
  4. Zoomからカメラやマイクへのアクセスが求められるので、許可
  5. 「オーディオに参加してください」とポップアップが出たら「インターネットを使用した通話」をタップ

サインインしてミーティングに参加する方法

一方、サインインしてからミーティングに参加する場合、以下のように操作します。

  1. アプリにサインインする
  2. 名前や背景の設定など、必要に応じて設定を済ませておく
  3. 以下、サインインなしの場合と同様

スマホやタブレットで使えるZoomの機能一覧

スマホやタブレットのZoomアプリで使える機能には、以下のようなものがあります。

  • 音声・ミュート
  • 背景
  • 画面共有・ホワイトボード
  • チャット・資料共有
  • 挙手
  • 録画
  • youtube(ZoomからYouTube Liveができる)

それぞれの機能について説明します。

音声・ミュート

Zoom飲みなどのフランクな集まりではない限り、発言するまでは基本的に「ミュート(消音)」にしておくのが無難です。
不必要な生活音などを拾ってしまう可能性があるからですね。

ミュートにする場合は、画面左下のマイクボタンをタップするだけです。
Zoom使い方スマホでミュート

マイクボタンにスラッシュマークが付いて、「ミュート解除」と表示されれば、ミュート中です。
ミュートを解除するには、同じようにマイクボタンをタップしましょう。

一方で、「音声が遠い」「声が聞こえない」と言われたら、マイクボタンにスラッシュが入っていないか確認してください。
もし、zoomアプリ側でミュートになっていないのであれば、スマホ側でZoomにマイクへのアクセス権限を許可していない可能性があります。
確認方法は、以下のとおりです。

  1. iOSの場合:[設定] > [プライバシー] > [マイク]から、Zoomでのマイク使用を「オン」に
  2. Androidの場合:[設定] > [アプリと通知] > [アプリの権限] > [マイク]から、Zoomでのマイク使用を「オン」に

ここを確認しても問題がなければ、ホスト(主催者側)が「参加者の音声をミュートにする設定」をしている可能性があります。
Zoomのチャット機能を使ったり、ほかの連絡手段を使ったりして、ホストに問い合わせてみてください。

背景

スマホのZoomアプリで背景を変える場合、以下の条件を満たしている必要があります。

・iPhone(アイフォーン):「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」かそれ以降の機種
・iPad(アイパッド):「iPad Pro」か「第5、6世代のiPad 9.7」かそれ以降
(参考:「zoomの背景を変える方法と「コンピュータが要件を満たしていません」の対処法」)

つまり、これより古いiPhoneやiPad、androidを使っている人は、背景機能は使えません。

なお、iPhone・iPadでの背景の使い方は「zoomの背景を変える方法と「コンピュータが要件を満たしていません」の対処法」の記事でまとめています。

画面共有・ホワイトボード・資料共有

画面共有機能を使えば、あなたのスマホで表示された画面を、そのままミーティング参加者と共有することができます。
つまり、一緒のWebページを見たり、資料や画像、スライドを見せたりできるんです。

iPhone・iPadの場合

iOS 11以降かつ、できるだけ最新版のZoomアプリ(4.1.18611.1228以上)であれば、画面共有が可能です。
なお、無料またはベーシックアカウントの場合、画面共有はデフォルトで【ホスト(主催者)のみ】に設定されています。

1. Zoomミーティング中に[共有] > [画面]の順にタップすると、画面記録のための初期設定のポップアップが表示されます。

2. まずは先ほどの説明と同様に、以下のとおり画面記録を利用可能にします。
iPhone・iPad自体の[設定] > [コントロールセンター] > [コントロールのカスタマイズ] > [画面記録]から、+をタップすればOKです。

(※この作業は、ミーティング開始前に済ませておくとスムーズですよ)

3. 次にZoomアプリに戻り、先ほど出たポップアップをスワイプして、「ブロードキャストからZoom」の手順を表示させます。

4. その後、画面をスワイプして、コントロールセンターを表示させましょう。
なお、iPhone8以前またはiPad(iOS11)なら【下から上に】、iPhoneXまたはiPad(iOS12)なら【右上から下に】スワイプします。

5. 画面右下にある二重丸の「記録ボタン」を【長押し】し、「画面記録」のポップアップが出るまで待ちましょう。

6. ポップアップ内の選択肢から[Zoom] > [配信開始]の順にタップすると、カウントダウンが始まり、3秒後にあなたのスマホ画面が共有されます。

7. 終了したい時は、画面上部の赤いバーをタップし、ポップアップの[ストップ(終了)]をタップすれば、画面共有は終わります。

8. もう一度Zoomに戻るには、もう一度赤いバーをタップすれば、Zoomが開きます。

画面共有以外にも、以下のものを参加者と一緒に見ることができます。

  • 写真
  • iCloudドライブ
  • ボックス
  • ドロップボックス
  • グーグルドライブ
  • Microsoft OneDrive
  • ウェブサイトのURL
  • ブックマーク
  • ホワイトボード(※iPadのみ)

手順は画面共有よりも簡単で、[共有] > [(共有するコンテンツの種類名)] の順に進み、共有したいファイルまで辿り着いたら、画面右上の[共有]をタップするだけです。

また、ウェブサイトURLの共有時などに音声も同時に共有する場合は、以下の手順で進めます。

  1. 先ほどの手順6で[配信開始]をタップして配信が始まってから、もう一度画面をタップ
  2. ミーティング画面を表示させ、画面中央に表示される「デバイスオーディオの共有」ボタンのON/OFFを切り替える

androidの場合

Android 5.0以上であれば、画面共有できます。
また、操作方法も簡単です。

1. Zoomミーティング中に[共有] > [画面]の順にタップすると、確認のためのポップアップが表示されるので[今すぐ開始]をタップします。

2. すぐに画面共有が始まります。バックグラウンドでZoomは動いているので、見せたい画面だけを表示させるようにしてください。

3. 画面左下にあるペンマークをタップすれば、注釈ツールが起動し、共有中の画面にペンツールなどで書き込みができます。

4. 画面左下の四角マークをタップすれば、画面共有を終了し、通常のZoomアプリ画面に戻ります。

また、画面共有以外にも、以下のものを参加者と一緒に見ることができます。

  • 写真
  • ドキュメント
  • ボックス
  • ドロップボックス
  • グーグルドライブ
  • Microsoft OneDrive
  • ウェブサイトのURL
  • ブックマーク
  • ホワイトボード(※iPadのみ)

手順は画面共有よりも簡単で、[共有] > [(共有するコンテンツの種類名)] の順に進み、共有したいファイルまで辿り着いたら、画面右上の[共有]をタップするだけです。

またandroidでは、デバイスの音声は共有されないので、動画を共有している場合でも、その音声は共有されないので注意しましょう。

チャット(iPhone,iPad,Android)

ミーティング中にはチャット機能を使って、特定の人にプライベートなメッセージを送ったり、ミーティング参加者全体にアナウンスメントをしたりすることができます。
チャットする方法は、以下のとおりです。

1. Zoomミーティング中に画面下の「参加者」をタップ
zoom使い方スマホでチャット
2. 画面左下の「チャット」をタップ
3. 画面下のメッセージボックスにメッセージを記入
4. 「送信先」が送りたい人宛てになっているか確認し、異なっていれば送信相手をタップして正しい送信相手を選ぶ
5. 「送信」をタップすればチャットメッセージは送信されるので、左上の「閉じる」でミーティング画面に戻る

チャットのメッセージで送れる内容は、テキスト、音声、ファイル、コードスニペット、絵文字、アニメーションGIFです。

チャットに返信する

  1. 返信したいメッセージを長押し
  2. ポップアップが表示されるので、「返信」をタップ
  3. 返信を入力し、送信アイコンをタップ

返信する代わりに、ポップアップ表示された絵文字を選択すれば、リアクションだけを返すことが可能です。
このリアクションは、メッセージのすぐ下に表示されます。
もし、リアクションを間違えてしまった場合は、メッセージの下に追加された自分が送ったアイコンをクリックすれば、削除できます。

チャットで送ったメッセージを削除する

  1. 間違えて送ってしまったメッセージを長押し
  2. 「削除」をタップすると、あなただけに見える確認通知が表示されてメッセージが削除されます

挙手

ウェビナー参加者は挙手できますが、Zoomアプリはできるだけ最新版を使うようにしてください。
具体的には、最低でも以下のバージョンを満たしている必要があります。

  • iOS用: 3.5.31169.1102以降
  • Android用: 3.5.24588.0824以降

挙手の方法は以下のとおりです。

  1. 画面左下の「挙手」アイコンをタップし、手のマークに色が着いたら、挙手したことがホスト(主催者)に通知されます
  2. 挙手を取りやめたい場合は、同じように色がついた手のマークをタップします。

録画

Zoomミーティングは録画することができ、スマホのデータ領域に保存する「ローカル録画」と、Zoomのクラウド上に保存する「クラウド録画」があります。
ただし、スマホ(iPhone,iPad,Android)の場合、ローカル録画はサポートされていないため、録画機能を使いたい人は有料アカウントに切り替えて「クラウド録画」をしましょう。

  1. クラウド録画をする方法は、画面右下の「・・・(詳細)」をタップ
  2. 「レコーディング」をタップすれば、録画がスタートし、画面右上に録画中の表示が出る
  3. 停止または一時停止するには、もう一度「・・・(詳細)」をタップ

会議が終了してから処理が完了し、「マイ録音」に表示されるようになるので、後からミーティングを再確認できます。

ライブストリーミング(ZoomからYouTube/Facebook Live)

Zoomでは、ミーティングもウェビナーもYouTubeやFacebookでライブ配信が可能です。
ただし、スマホ(iPhone,iPad,Android)の場合はライブストリーミングに対応していないので、ライブ配信したい場合はPC(Windows、mac)を使ってください。

自分がホスト(主催者)になって、参加者を招待したいときの使い方(スマホ)

スマホからでも、自分がホストとなって参加者を招待することが可能です。
ただし、ホストになる場合には、必ずZoomアプリのアカウントにログインしておかなくてはいけません。

Zoomミーティングを開催するときには、まず以下の2種類から選べましょう。

  • 今すぐ実施する「インスタントミーティング」
  • ミーティングを予約しておく「スケジュールミーティング」

今すぐ開催!インスタントミーティングをスマホから開催する

1. Zoomアプリを立ち上げてログインしたら[新規ミーティング]をタップ
2. [ビデオ オン]または[ビデオ オフ]を選ぶ
3. 個人ミーティングID(PMI)をふだん使っている人は[オン]、そうでなければ[オフ](インスタントミーティングの場合は基本的に「オフ」)
4. [ミーティングの開始]をタップすると、ミーティングがスタートします
5. ミーティングに参加してほしい人に「ミーティングID」または、手順3でオンにした人は「個人ミーティングID(PMI)」を知らせます

ミーティングIDの確認方法

ミーティングがスタートしたら、画面をタップすると画面上部に表示される10〜11桁の数字がミーティングIDです。
インスタントミーティングIDはその回のミーティングが終了した時点で、有効期限が切れます。

個人ミーティングID(PMI)の確認方法とセキュリティ

個人ミーティングIDは、先ほどの「手順3」の部分に表示されている10桁の数字です。
たとえば「123 456 7890」のように表示されています。

なお、個人ミーティングIDとはあなた専用の仮想ミーティングルーム番号で、毎回同じメンバーで定期的に会議をする場合など、いちいちミーティングIDやURLを発行するのが面倒なケースに便利です。
ただし毎回同じIDを使うことになるので、関係ない人がミーティングに入ってこないように「待機室」の機能を使ったり、予定されたメンバーが集まったらすぐに会議をロックしたりするのがおすすめです。

手っ取り早いのは「ロック」機能で、ミーティングに予定されたメンバーが揃ったところで、画面下の[・・・(詳細)] > [詳細設定] > [ミーティングのロック]に進み、ロックを「オン」の状態(緑色)にします。

スケジュールミーティングをスマホから開催する

1. Zoomアプリにログイン
2. [スケジュール]アイコンをタップ
3. ミーティング名、「ミーティング開始日時」「ミーティング時間(目安でOK)」を設定し、[完了]をタップ
4. ミーティング名の下にミーティングURLが表示されるので、ミーティングに参加してほしい人にURLと開始日時を伝える

なお、手順3のミーティング時間は目安でOKで、時間が経過しても会議は終了しないので安心してください。
また、会議オプションで「繰り返し」をオフにしている場合は、ここで設定されたミーティングIDの有効期限は30日間で、この期間中は何度でも同じID、URLで参加できます。
「繰り返し」をオンにした場合は、最後にミーティングした日から1年間、ミーティングIDが有効で、何度も参加可能です。

スケジュールミーティングのセキュリティには「待機室」「パスワード」を活用する

スケジュールミーティングでは同じURLが何度も使えるので、URLが外部に漏れてしまった場合、関係のない人でも参加できてしまう可能性があります。
そのため、上記の「手順3」で会議オプションを設定する際にパスワードを設定したり、「待機室」機能を利用するのがおすすめです。

2020年9月27日にzoom.usの仕様変更があり、有料アカウントのユーザでもすべてのミーティングで、パスワードまたは待機室の利用を義務付けられることとなりました。

「待機室」機能をONにするには、できるだけ最新のZoomアプリを使いましょう。
(Androidなら4.0.21432.0116以上、iOSなら4.0.21521.0116以上)

まずは会議をスタートさせ、画面下の[・・・(詳細)] > [詳細設定] > [参加者を待機室に送る]の順に進み、待機室をONの状態(緑色)にします。
予定された参加者が待機室に集まったら、画面下の[参加者]をタップし、待機室にいる人をチェックします。
全員に問題がなければ、右上の[全員の入室を許可]をタップし、ひとりずつチェックしていく場合は、参加者の名前の右側にある[許可する]ボタンをタップしていきましょう。


Zoomは、スマホからでも使いやすいツールです。
ぜひたくさんある機能を使いこなしてみてください。

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