今回お話しを伺ったのはこのプロ!

自宅で起業した女性ウェブライター天さん
こんにちは。
子供の具合が悪かったり親の介護をしていたりすると、在宅で仕事をしたいなと思いませんか。
じつは、女性が在宅で仕事をスタートさせ、そのまま起業までしてしまうことは十分にありえることなんです。
ただし、メリットだけではなくデメリットもあるので、正しい知識をもってスタートすることが大切ですよ。
ここでは、女性が在宅で起業するためのポイントや、支援や助成金、代表的な職種まで紹介します。

起業したいと考えている女性、日本にどれくらいいるの?


起業したいと考えている女性は、どのくらいいて、その年代や起業したいと思う理由は、どんなものなのでしょうか?
女性の生活環境は、結婚したり出産したりと変化していくものです。
その中で、勤めるのはなく起業という道を選ぶのはなぜなのでしょうか。

  • 起業を希望する女性の数
  • 起業を希望する女性の年代
  • 起業を希望する理由
  • 女性起業家の平均収入

では、1つずつ見ていきましょう。

起業を希望する女性の数

日本政策金融公庫総合研究所の「起業意識に関する調査2014年」によると、全国の18~69歳の男女にアンケートを取った結果、起業予備軍に分類される人の数は以下の通りです。
合計415件、うち女性の数は206件と男性の209件と比べると、それほど数に開きがありません。
データは2014年のものなので、もっと増えているかもしれません。

起業を希望する女性の年代

中小企業庁のデータによると、起業を希望する女性の年齢では29歳以下が17%・30~39歳が29.6%・40~49歳は18.9%・50~59歳は20.5%・60歳以上は14.1%でした。

男性は、50~59歳で起業したいと思っている人が多くいます。
それに対して女性は30~39歳で起業したいと思っている人が多くなります。
子育てが一段落した後か、働いてスキルを身に着けた頃が、このあたりの年齢なのだろうと思います。

起業を希望する理由

女性が起業を希望している理由は以下の通りです。

  • 34歳以下・・・周囲の起業家や経営者の影響を受けた・家庭環境の変化・勤務先でやりたいことができなかったから
  • 35~59歳・・・周囲の起業家や経営者の影響を受けた・家庭環境の変化・収入を得る必要があった
  • 60歳以上・・・時間的な余裕ができた。家庭環境の変化・周囲の起業家や経営者の影響を受けた

家庭環境の変化とは、結婚・出産や親の介護などとありました。
女性は生活環境が変わりやすいので、仕事のスタイルも生活に合わせて変化するのでしょう。

ちなみに、起業準備に踏み切った理由では、家族の理解や協力を得られたというのが一番多くありました。
女性が起業するとなると、家族の理解や協力は必須なのでしょう。

(参照元:起業希望者・起業準備者の実態と課題 平成28年度(2016年度)の小規模企業の動向 経済産業省

女性起業家の平均収入

総務省統計局・平成30年発表の平成 29 年就業構造基本調査結果の概要によれば、起業した女性の人数は92万2千人で全体の2割程度になっています。

平成19年度の調査によれば、女性起業家7.6万人を対象に個人所得を調べたところ、平均年収は93.1万円でした。
男性では、31.9%が所得100万円未満なのに対し、女性では69.1%と半数以上が100万円未満というおどろきの結果です。

(参照元:総務省 第2-2-47図 男女別の起業家の個人所得

ほかの女性はどんなビジネスで在宅起業しているの?


では、実際に起業している女性は、どのような在宅ビジネスをしているのでしょうか?
その種類とメリット・デメリットについて見て行きましょう。

  1. アフィリエイト
  2. 転売
  3. ネットショップ
  4. ネットオークション
  5. ウェブライター
  6. ウェブデザイナー
  7. ネイルサロン
  8. 子育てサロン
  9. スマホ教室
  10. YouTuber

これ以外にも、いろいろあるのですが代表的なものをあげてみました。

アフィリエイト

パソコンとインターネットに繋がる環境があれば、始めることができます。
ブログアフィリエイト・メルマガアフィリエイト・トレンドアフィリエイトなどの種類があります。
体験を元にし、人にオススメする記事を書くのが、ブログアフィリエイトやメルマガアフィリエイトです。
ブログアフィリエイトで1つ例をあげると、何か商品を買って、それが届いたところか写真を撮り、使用した感想などを書いていきます。
メルマガアフィリエイトの1例は、自分で何かビジネスをして結果が出たことを段階的に教えたり、誰かの教材を販売したりする方法です。
トレンドアフィリエイトでも例をあげると、芸能・スポーツ・時事ネタなど人が興味を持つものの記事を書いて広告収入を得る仕組みです。
トレンドアフィリエイトは、Google AdSenseの審査に通ると、クリックしてもらうだけで広告収入が入るので、審査に通るようにブログを書く必要があります。

アフィリエイトは誰でもすぐし始めることができますが、集客や売れる文章を書くのが大変です。
メリットは、自分の買った商品や趣味の旅行に行った記事を書いて売ることができる点です。
趣味を収入源に変えられるので、コアな趣味がある人に向いています。
デメリットは、初心者がいきなり稼ぐのは難しいことです。

転売

商品を安く仕入れて高く売り、その差が利益になるビジネスです。
店舗に仕入れに行くタイプと、ネットで仕入れるタイプがあります。
アマゾンなどのサイトやメルカリ・ヤフオクなどを使って商品を販売していきます。
売れた場合、集荷に来てもらえば完全に在宅でできますが、自分でお店に行って発送すると手間がかかります。
メリットは、自宅にある不用品から販売できるので、すぐに始められることです。
デメリットは、売れない商品を仕入れてしまうこともあることです。
しっかりとリサーチして、仕入れを行う必要があるので売れる商品を探すのに時間がかかるかもしれません。

ネットショップ

ネットショップは、転売と同じく売れる商品を探す必要があります。
自分でハンドメイドした商品も売れますが、上手に販売しないといけません。
転売と違うメリットは、海外からの輸入品の場合など売れてから仕入れることが可能な点です。
例えば、ダンスの衣装などは売れてから仕入れて発送することができます。
販売するサイトに商品の到着時期を書いておく必要があるので、忘れないようにしましょう。
デメリットは、先に仕入れてしまった場合、売れなくなる可能性があることとセンスがないと時間がかかることです。
ビジネスセンスのある人は、結果がでるのが早いのですが、そうでない場合は時間がかかってしまいます。
好きな商品だけ売ることができないのも、デメリットといえるかもしれませんね。

ネットオークション

モバオクやヤフオクなどで、商品を売るビジネスです。
オークションなので自分が思っているよりも、高く売れたり安く売れたりします。
思ったより高く売れることがあるのが、メリットです。
仕入れ金額を割る落札価格になるかもしれないのが、デメリットです。
時期を外さないことと、売れる商品をリサーチしていくことが大切です。

ウェブライター

パソコンとインターネットが使える環境があれば、誰でもすぐに始められます。
クラウドソーシングで仕事を受注できるので、件数をこなせば収入額もアップします。
クラウドソーシングでのプロジェクト案件に応募して採用されれば、好きなだけ記事を書くこともできます。
メリットは、初心者でも収入を得られることです。
デメリットは労働収入なので、仕事をしないと報酬を得られないことです。

ウェブデザイナー

ウェブサイトやランディングページのデザインをします。
独学でスタートして、プロになっている人もいます。ので、やる気があればできるビジネスです。
フォトショップなどの、画像編集ソフト(有料)とコード編集ができるツール(無料)が必要です。
簡単なバナーなどからでも、クラウドソーシングを使って仕事を受注できます。
メリットは、ネットビジネス系のランディングページが作れれば高収入を得る可能性があることです。
デメリットは、始めから有料のツールが必要になることです。
初期費用や継続してツールの費用を支払い続けるので、収入がなくても経費がかかります。

ネイルサロン

お客さんの爪に、絵を書いたりデコレーションしたりするビジネスです。
狭いスペースでも行うことが可能で、自宅の一室でも営業することができます。
マニュキュアや、小さなモチーフなど、専用の道具が必要です。
メリットは、ある程度手先が器用であれば、多少の修行でできるようになることです。
また、自宅をサロンとして使えるので、お店を構えなくても営業できます。
デメリットは、初期費用とテクニックが必要なことです。
道具一式を揃え、ある程度お客さんにニーズに答えることが出来るスキルが必要です。

子育てサロン

自宅の一部屋を使って、子育て関連の講座や子連れで参加できる講座などを開きます。
規模が大きくなると、地域の公共施設等を借りて開催します。
ベビーマッサージや親子体操・料理教室・ものづくりなどを会費を集めて行います。
メリットは自宅を使って小規模でもできることと気軽に取り組めることです。
デメリットは、会費から経費を差し引いた金額が報酬となるので、差額が少ないと利益も少なくなることです。
利益が目的でない開催者が多いので、がっつくと嫌がられます。
また、子育ての悩み相談にも応じるので、時間が長くなる可能性がありますね。

スマホ教室

年配の人でもスマホを持つケースが増えていますが、使いこなせていないのが現状です。
スマホの使い方や、楽しみ方を教える教室を、自宅の一室を使って行います。
月額制にすると継続収入が得られますが、1回ずつにすると人が来ないときは収入になりません。
メリットは自宅で近所の人を集めて行うのでアットホームな雰囲気で出来ることです。
デメリットは、年配者が相手なので、何回も同じことを教える必要があることと話しが長くなることです。

YouTuber

もし自宅で猫を飼っていれば、猫の様子をスマホで撮影して、YouTubeにアップすれば見てくれる人がいます。
2018年現在は、猫動画をアップするだけで見てくれるくらい、猫が流行っているのです。
そうでない場合、例としてメイクが上手であれば、メイク動画(ポイントだけでもよい)・料理が得意であれば料理動画、というようの得意なことを動画していけばよいです。
2018年にYouTubeで収益化するルールが変わったので、以下にあげておきます。
過去12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上(4,000時間以上見てもらった)
チャンネル登録の人数が1000人以上
チャンネルの視聴回数がトータルで10,000回以上
この3つのルールがクリアできなければ、YouTubeAdSense広告には参加できません。
不適切な動画をアップするYouTuberが多かったので、審査基準が厳しくなったようです。
見る人に有益な情報を提供するチャンネルであれば、登録者や視聴時間・再生数が伸びます。
メリットは、1回動画をアップしたらそのまま自動化できることです。
デメリットは、審査基準が厳しくなったことと収益化するまでに時間がかかることです。

女性が在宅で起業するのに気をつける必要があるのは?

女性が起業を希望するきかっけにあった、「家庭環境の変化」結婚している場合は、ご主人の同意と協力は必要なものです。
子供がいる場合は、具合が悪くなったときの対応も考えておかなくてはいけません。
家族の現状と、体調不良やご主人の都合なども考えて起業プランを立てるとよいでしょう。

ネット系起業をするときの注意点

ネット系のビジネスをする場合、パソコンを持ったりインターネット環境を整えたりする必要があります。
また、無料ブログを使わないで独自にブログを作る場合は、サーバーを借りたりドメインを契約したりする知識が必要です。
ネットショップの運営には、パソコンがあったほうが良いですしウェブデザイナーやウェブライターをするのであれば、必須アイテムです。
サーバーやドメインの設定方法などは、検索するとわかりやすいサイトが出てきます。
ウェブライティングやウェブデザインに関しては本やネット検索で出てきたサイトを参考にすることができます。
勉強できるサイトも有料ですが存在しますので興味があれば検索してみるとよいでしょう。

自宅を使うときの注意点

自宅を使ってサロンなどのビジネスを行う場合、どこまで開放するかを決めておきましょう。
他人が入ってよいスペースと、プライベートスペースを明確に分けておきます。
また、最大限使える時間も決めておきましょう。
子供が幼稚園に通っている間に、ビジネスをする場合お迎えの時間に注意しなくてはいけません。
ご主人や子供が嫌がるようなビジネスの仕方をしないように、心がけて長く続けられるように家族で話し合いをしておくとよいでしょう。
何か問題が起こったときにも、その都度話をするほうが、問題が大きくなりません。
自分のビジネスですが、使うのは自宅なので、他人を家に入れる場合は細かく取り決めをしておくほうが安心ですね。

他人が入らない自分だけのスペースの場合、仕事の時間に注意しましょう。
集中していると、時間の経過が分からなくなるので、アラームをセットしておくとよいです。
子供のお迎えだけでなく、食事の支度時間も大切です。
また、一人での仕事は夜遅くまでやってしまうと言うこともあるので、睡眠時間の確保にも注意してください。
ご主人に、やりすぎだと言われない程度に頑張るようにしましょう。
家族との時間も大切なので、仕事に没頭しすぎないことが続けるコツです。

在宅ビジネスの詐欺に注意

在宅ビジネスで稼げると、高額な初期費用を要求されたり、仕事で使うからと道具をローンで買わされると言う詐欺があります。
在宅ビジネスのよいところは、コストカットができるところです。
クラウドソーシングを使った仕事をする場合、パソコンとネット環境があれば初期費用はなしでできます。
初期費用が高額な場合は、信用できる業者かどうかを見極める必要があります。
厚労省には「在宅ワークガイドライン」があります。

対象となるのは、ざっくり説明すると「インターネットを通じて契約に基づきサービスの提供などを行う在宅携帯の仕事であり、主に他のものが代わってできるもの」です。
テープ起こし・データ入力・ウェブデザインなどがこれにあたります。
以下の「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」を見て詐欺ではないか見極めるとよいでしょう。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000068114.pdf

女性が在宅で起業するメリット


なんと言っても自宅で仕事ができるので、子供が体調不良でも家にいてあげることができます。
小学校や中学校から帰宅する時間に、家に母親がいると子供の安心感が違います。
また、親の介護をするときにも自宅で仕事ができるのはありがたいことです。
家族を見守りながら、仕事することができるのがメリットだと思います。

さらに首都圏での、通勤は大変なので会社に行く必要がないというのもメリットですね。
仕事の時間を自分で決めることが出来るし、副業でもスタートできるので、無理なくおこなうことができます。

自分のスキルを活かしたり、開業資金をカットできます。
やればやっただけの成果が期待できるし、ネット系であれば場所に左右されません。
自分で責任を負うのでやりがいもあるし、好きに仕事をすることが可能です。

女性が在宅で起業するデメリット


自宅での仕事は、家族の邪魔がはいることがあります。
スケジュールを組んでいても、子供や親・ご主人の都合で仕事の時間がずれる可能性があるのです。
無理なスケジュールを、組むことはできません。
いつも少し余裕がある状態でのスケジューリングをする必要があります。
自宅でビジネスをするので、他人が入るサロンをしていると、トイレなどのスペースは提供する必要があります。
家族だけが使うスペースではなくなるので、掃除に気を使わなくては、いけません。

在宅での起業でも支援や助成金はあるの?


起業をする人に対して、支援や助成金が支給される制度はありますが、在宅ワークでの制度を取り入れている都道府県もあります。
人脈を広げるための異業種交流会が中野区産業振興センターが主催で行われていますが、地域ごとにいろんな講座やセミナー・コミュニティなどがあります。
葛飾区では、在宅ワーカー・起業家への道としてスキルアップなどの支援があります。
富山県では、製造建設業は上限2千万円・その他の業種では一千万円、補助率1/2の助成金があるようです。
兵庫県では、在宅ワークチャレンジ基礎セミナーが開催されています。
このように、地域ごとに支援や助成金の支給などが違っています。
お住まいの地域には何かあるのかを検索してみるとよいでしょう。

(参照元:都道府県別起業支援策一覧(概要) 内閣府男女共同参画局

まとめ

女性が在宅で起業するメリットは、自由に仕事ができることだと思います。
通勤する必要がないので、家族を見守りながら仕事ができるなんてよい時代になりました。
筆者が子育て中は内職しか、在宅ワークがありませんでした。
しかも、1つ0.2円と単価も低くて、単価が少しよくなると仕事がないと言う状態でした。
今の時代はネットでできる仕事がいくつかあって選ぶことも可能です。
クラウドソーシングを通して、在宅ワークもできるし転売ビジネスもあります。

副業からスタートして、軌道に乗ったら本業にと言うケースも多くあります。
どんなビジネスをする場合も、リサーチはしっかりするとよいでしょう。
成功の鍵は、リサーチにあります。
詐欺にだまされないように、業者を見極めて取り組むようにしましょう。

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