youtubeの特徴
youtubeはとにかく知名度が高く、世界中に約20億人ものユーザーがいるといわれています。
日本だけでも6千万人を超えていますから、人口の約半数の人達が利用している状況です。
90カ国以上の国と80もの言語に対応していますから、動画マーケターにとっては圧倒的なユーザー数が魅力的です。
動画といえばyoutubeというように、既に多くの人に定着していて身近なものです。
サービスを余り意識せず、何気なく使うケースが珍しくないので、それだけ生活に密着しているといえるでしょう。
収入源はやはり広告ですが、テレビのように長時間の中で数回挟むものから、いわゆるバンパー広告やスポンサーカードなど、視聴の邪魔になりにくい種類が豊富にあります。
動画の種類や配信のスタイルに合わせて、最適な広告の見せ方を決められるので、その柔軟性もまた流石youtubeといったところです。
ターゲティングでターゲットを限定しても、youtubeならユーザー数が多いですから、一定以上の視聴者数を確保できるでしょう。
動画広告市場は右肩上がりに成長している状況で、今後もこの傾向は続くと見られます。
動画にリンクを貼って、他のページに誘導することが可能ですから、youtubeはまさにマーケティングに適しているサービスです。
検索エンジンからの集客にも強く、SEOの観点でも有用性が高いです。
チャンネル設定してファンを獲得したり、ファン数の多いユーチューバーをインフルエンサーとして活用できるなど、数字で目に見えるマーケティングが実現します。
何より変わらないのは、誰もが無料で動画視聴を始められたり、Googleのアカウントを使用するか作成するだけで、更に便利な機能が使えるのが特徴です。
ブランド力はトップクラスですし、特に若い人達の間で知らない人はいませんから、普遍的かつ無意識的に人々に根づいている点が強みだといえます。
youtubeを使うメリット、デメリット
youtubeは、無料で動画を視聴したり配信できるという、メリットとしてハードルの低さが挙げられます。
イメージ的にはテレビに近いですが、ユーザー同士が双方向でコミュニケーションが取れたり、広告を狙った通りに見せられる柔軟性の高さがあります。
運用コストは低めですし、Webマーケティング活用のメリットが発揮されるので、自由度の高さと計画的なマーケティングの両立が達成可能です。
方向性が明確なチャンネルを設定して、ブランドの顔となるユーチューバーを育てることで、集客力や広告の効果に期待できます。
ライバルが多いのはデメリットですが、しかしライバルよりも魅力的で親しみやすい動画配信を行えば、ファンの獲得は決して難しくないでしょう。
動画のクオリティはコストに左右されるので、そこは体力のある大手の方が有利です。
ただ、見た目はチープでも内容に魅力があれば、それが話題を呼んだり視聴に繋がります。
つまり必ずしも見た目のクオリティ一辺倒ではなく、内容が面白ければ受ける可能性が十分にあることを意味します。
大多数のユーザーを対象に動画を展開できるyoutubeですが、ネガティブな印象を持たれたり評判が広まると、狙いとは逆の結果に至る恐れがあります。
コメント機能はユーザーの感想が分かるので便利ではありますが、誰かを傷つけるコメントが投稿されると、非難し合う誹謗合戦に発展するリスクが高まるので要注意です。
コメントをOFFにすることもできますが、そうするとユーザーがどのような感想を抱いているか分からなくなるのがデメリットです。
誰もが気軽に参入できる市場のyoutubeは、安易な考えで成功できるほど甘くはなく、動画に特化したノウハウやマーケティングに精通している方が強いのは確かです。
コンテンツの強さが動画の視聴者数、集客力や宣伝効果に響くので、そういう意味でのクオリティの高い動画の用意が不可欠です。
影響力の大きいユーチューバーを用意したり、マーケティングを重視した動画編集はコストが掛かりますから、コストを意識しなければいけないのもデメリットの1つです。
vimeoの特徴
vimeoは2004年に誕生した動画共有配信サービスで、2005年設立のyoutubeよりも登場が早めです。
サービス名のvimeoは、映像や動画を意味するvideoと自分のme、そしてmovieのアナグラムから名づけられています。
誰かが配信する動画を見るだけでなく、自分で制作して他の人に見てもらう、そういった思いを込めて作られました。
youtubeとの最大の違いは、30日間の返金保証つきベーシックプランを除き、有料プランが提供されている点にあります。
月額数百円の手頃なプランから、その約10倍の料金が設定された上位プランまで、ユーザー層や用途に合わせて選べるようになっています。
有料で動画を配信する形なので、再生時に挿入される広告を意識せずに済みますから、視聴者は純粋に動画を楽しむことができます。
多くのプランでは、ビジネス用途の動画配信が認められていないので、ユーザーは企業が見せたい動画を目にせずに済みます。
従来のテレビや動画配信とはそこが大きく異なるので、配信側も視聴者も、最初は戸惑う可能性があるでしょう。
しかし、広告なしの動画は快適そのものですし、しかも動画の長さや容量が自由に設定できたり、上位プランならライブ配信ができるのも便利です。
動画再生プレイヤーのカスタマイズができたり、クリエイティブな作品の動画が多いなど、魅力的な特徴が満載です。
また、公開範囲の設定の自由度が高く、パスワードを設定して限定的に見せられるのも特徴に加えられます。
広告を出稿して集客するのには向きませんが、動画でマーケティングを行う用途には最適です。
動画にクオリティが求められるので、中途半端な作品だと見向きもされませんが、逆にいえばクオリティ次第で認めてもらえるわけです。
気軽な転載は不可能ですから、誰かに勝手に動画を使用される恐れは小さく、一方ではモバイル環境でも安定したクオリティで楽しめる魅力があります。
オリジナル作品が集まるのもvimeoの特徴ですから、クリエイティビティ溢れる作品を求める層に対して、動画で勝負することができます。
vimeoを使うメリット、デメリット
vimeoはyoutubeに比べると知名度がやや低く、ユーザー数も少ない傾向なのがデメリットです。
加えて広告掲載ができないのもデメリットですが、動画再生後の画面をカスタマイズして見せられるのはメリットです。
動画を販売できるのもvimeoらしいメリットで、売上の大部分が動画配信者、クリエイターに還元されるのが魅力です。
ちなみに、動画視聴はvimeoの公式サイトで可能ですが、対象を指定して外部のWebサイトに埋め込むこともできます。
プランが有料なのはデメリットといえばデメリットですが、広告に邪魔されることなく、動画にユーザーを引きつけられるでしょう。
ライバルは多いものの、全体的な動画のクオリティが良好なので平均レベルが高く、それがvimeoのブランドイメージに結びついています。
広告が表示されないといっても、動画に情報を追加できないわけではなく、自分で選択したり指定して見せ方を変えられます。
マーケティングとなると動画のURLが重要になってきますが、ランダムに指定されるyoutubeとは違い、内容が伝わるURLを指定できるのもメリットとなります。
URLを変更できるといった方が正しいですが、動画のタイトルをURLにつけられるので、ユーザーはページを開く前に内容をイメージできるようになります。
内容のイメージが可能だと、それだけ期待を膨らませることができますし、期待以上の作品を見せてインパクトを与えられます。
要求されるクオリティのレベルが高いのは間違いないですが、成功した時のユーザーに与える効果は優れたものとなるでしょう。
ベーシックや下位のプランだと、ビジネス用途が限定されてしまうので、商用利用を中心とした配信には向かないです。
その為、広告の印象が強い動画との相性は良くありませんが、反対に広告に見えない動画配信にマッチします。
オリジナル作品を正当に評価するユーザー揃いですから、認められる配信を行うことができれば、配信者のブランドイメージの向上に役立ちます。
youtubeとvimeoどっちがおすすめ?選び方を徹底解説
youtubeとvimeoは何かと比較されがちですが、方向性や性格が異なりますから、おすすめの層も違ってきます。
youtubeがおすすめの人は、とにかく無料で多くの人に動画を気軽に見てもらいたい、という希望が強いことがあてはまります。
広告が挿入されるので、純粋に動画を作品として見てもらいたい人には向かないでしょうが、広告の出稿も行いたいなら断然youtubeです。
投稿される動画のジャンルが多様なので、単純にユーザー数が多いだけでなく、様々な層をターゲットにアプローチできるのが魅力です。
大人向けや子供を対象とした動画に、親子で楽しめるものまで、アイデア次第で活用の幅が広がります。
動画のクオリティがチープでも許容されますから、内容で勝負したい人におすすめですし、言葉が通じなくても動きで面白さを表現できたりします。
実際に、世界中のユーザーを巻き込んでヒットした動画は沢山あるので、国内に留まらず世界を対象にマーケティングしたい人にもおすすめできます。
vimeoがおすすめの人は、クリエイター気質で作品に妥協せず、作品そのものを評価してくれるユーザーを求める人となります。
動画だけを見ればプロクオリティですが、プロでも新人の人や全く無名の人まで、世界中のクリエイターが集まっているわけです。
誰も知らなかった凄いクリエイターが発掘されることもあるので、実力を証明したり認めてもらいたい人に最適です。
中途半端な作品では評判を落とすことになるので、とてもシビアな世界だといえますが、ライバルが多いので良い刺激になるでしょう。
このように、youtubeは大人から子供まで幅広く気軽に動画を楽しみたい層、vimeoは映像作品に本物を求める層と、ユーザー層が大きく違います。
誰を対象に何をどう見せたいのか、これがyoutubeとvimeoを比較したり、検討や選択における決め手となり得ます。
youtubeは公開範囲を細かく設定できませんが、vimeoだとパスワードで限定できるので、会員制サービスでの動画配信なら後者が期待に応えてくれるはずです。
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