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情報発信ビジネスとはどんなビジネスモデル?じつはwebが一般的になる前から存在していた
様々な情報発信をビジネスにする人が、このところ多くなっています。
これはWEBサイトやインターネットのコンテンツ、様々な配信サイトなどで行う人が多く、特に個人でも手軽に出来るようになったため、手軽に自分のノウハウを紹介する人が増えてきました。
これは様々な自分が持っているコンテンツやノウハウを共有するため、またそこから自分のビジネスにつなげるための宣伝媒体のひとつとしてとらえている人も少なくありません。
当然、情報そのものを売ることをビジネスにする人もいますが、そうではない場合もあります。
このようなビジネスはwebやデジタル技術の発展に伴って生まれた、という感じもありますが、実はwebがここまで発展するより前にも行われていました。
その方法の一つが、本やDVDの教材などを売ることで収益を上げる、というスタイルです。
いわゆるハウツー本や教則本、場合によっては生活の知恵本やお料理本なども、広くとらえればこの範囲に入るでしょう。
とはいえ、最近のビジネススタイルでは、このような本やDVDの教材を売ってそれで終わり、というパターンはあまり見られません。
Webサイトやアプリ上、あるいは各種サービス上ではDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)という形式が取り入れられています。
このDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは、単純に言えば何らかの顧客の反応に返事を行ったり、何らかの返信やレスポンスを行うことによって、信頼性や収益を得るというものです。
顧客への情報発信を行ったり、興味を持ってくれた人のメールアドレスにビジネスの解説や会社の解説のメールを送信したりと、様々な情報を伝えるのが基本でしょう。
また、どこまで読んだか、どういう文章ならクリックしたか、というようなことをきちんと把握する事も出来るようになり、細部まで気を使うことが多いでしょう。
知識やノウハウを多くの人に伝えて集客するビジネスのことですから、基本的に情報を継続的に送信したり、データとしてネット上にアップします。
また、興味を持ってくれた人のためにメールアドレスにメールを送ったり、購入してくれた人に追加の優待販売を行ったり、限定販売や期間限定などで売り上げを狙います。
特にネットワークの技術や情報管理の観点から、お客様がどのくらい商品を買ったかという事や、お客様の出資額に応じてサービスをプラスするなど、多くの工夫が出来るようになりました。
上得意の方には特別なサービス、継続的に購入する人にはちょっとしたおまけ、などという形で、様々な工夫を行う事が出来るでしょう。
自営業者のための情報発信ビジネスの方法(やり方)は?具体的な手順について
このDRMを自分で行う場合、自営業者のための情報発信ビジネスも様々な方法があります。
まずは、なんにせよ集客が大事です。
集客は今の時代であればインターネット上で行う事が出来ますし、様々なサイトや動画サイト、自社ブログなどで行えます。
ブログ内容が好みのコンテンツならば当然好ましく思うでしょうし、書き手の個性で人を引き付ける事も出来ます。
もうひとつは販売です。
販売はいわゆる会員登録や商品の購入に当てはまるというもので、基本的にはサイトの下部やサイドバーなどにショッピングサイトや会員登録ページへの案内リンクを張ることが多いようです。
また、教育を行うことも可能です。
教育とはその名の通り、お客様が欲しい情報を提案したり、欲しいサービスをお伝えするというのが基本となります。
ただ、そこに自社のサービスを紹介したり、自店の営業などについて紹介するという事も方法です。
こうすることによってお客様はサービスを知りますし、お客様が欲しい情報を知る事が出来るので、知らない間にそのサービスについても好感を持つ事が出来るでしょう。
最後に収益化です。
最初は当然赤字になるかもしれませんし、試行錯誤が続くでしょう。
ですが途中でどういう風に修正するか、どういう風にサービスや商品を紹介するか、という事を続けていくうち、収益化が出来るようになります。
収益を出せるようになると、そのサイトやブログ、メールアドレスなどから自動でお客様を集める事が出来ますし、ファンも増えてコンテンツボリュームも増えていくでしょう。
集客については、それそのものを単体で行うことになります。
ですが、ツールは今の時代は様々あります。
SNSや動画サイト、ブログ、Webサイトなど、多くの方法が出来るでしょう。
このため、しっかりサイトやサービスを使いこむことが求められます。
一方、販売と教育は一緒に出来る場合が多いのです。
販売と教育は並行して行う事が出来るため、メールによる定期的な情報提供やサービスの提供を行いながら、同時にショップへのリンクも忘れないようにしたいところです。
収益化については長期的な目で見る必要がありますが、同時に計画的に行う必要もあるでしょう。
今ではネット上の無料サービスを使っても十分なほどサービスの紹介やちょっとした知識の提供は可能ですが、物品を販売するような事業の場合はすぐに効果が出ないこともある、と覚えておくのがポイントです。
長い目で見てビジネスを育てる、と考えてもいいかもしれません。
自営業者が情報発信ビジネスをやるメリットとデメリット
自営業者が情報発信ビジネスをやる場合、いくつかのメリットとデメリットが存在します。
メリットは、デジタルやパソコン、ネットワークが行ってくれるので、自動で収益を上げられる場合もあるという事でしょう。
これは特に情報商材と呼ばれるネット上での情報を売る場合や、電子書籍や音楽などを売るようなデータ販売ビジネスに限ります。
物品を販売する場合は商品を梱包・発送したり、アフターサービスを行う必要もありますが、そうではないビジネスの場合は自動で行ってくれるのです。
もう一つのメリットは、コンテンツをアップし続けているとそのうちにファンになる人が出てきたり、コンテンツそのものに魅力を感じてくれるかもしれない、という点かもしれません。
実は集客用のブログがあまりに面白いので書籍出版に至ったり、コンテンツが面白くてコンテンツライターやマンガイラストレーターなどになった事例もあります。
動画コンテンツの場合は注目度が高くなると広告をつけて広告収入を狙うパターンも見られるようになりました。
逆にデメリットとしては、ビジネスの種類によって向き不向きがあるということです。
これは特にある程度ブログに集客をしたり、とにかく急に必要になったり、すぐに解決したいようなビジネスには悠長に顧客の教育などをしているような暇はありません。
一方、じっくり選定をしたり、色々なサービスの中からぜひうちを選んでほしい、というような場合には有効です。
教育によってファンが出来ていたり、商品のリピート購入や月額制の登録などによって、じっくりサービスを楽しんでくれます。
また、人によってはデジタルが苦手な人もいるでしょうが、デジタルが苦手な人にはデメリットでしかありません。
特にDRMは集客にデジタルツールや内容を多く使いますから、基本的にデジタルにある程度理解があったり、ネット社会に対する対応が出来たり、SNSについての知識や技術、マナーや上手な振舞い方を知っている人向けとなります。
デジタルに理解があり一般的に使っている程度なら問題は無いのですが、そうではなくこれから始めるというのならば、やはりデジタルツールを使いこなせる人の方がいいですし、ネット文化に詳しい人の方が当然有利です。
このため、自然とパソコンやネットに詳しくなるのはメリットですが、詳しくなかったりこれから学習しようという気力のない人には大変難しいビジネススタイルでもあります。
情報発信ビジネスをする上の注意点を知っておこう
また、情報発信ビジネスを行うためには、注意点がいくつかあります。
何よりも大事なのが、そのビジネスの社会的責任の一端を担っているのだ、という点でしょう。
注意点のひとつは、すぐに効果が出るばかりではないという事でしょう。
たくさんの方法がありマーケティング上出来ることは多いのですが、その一方でよい方法を見つけない限りは難しい場合も多いのです。
このため、情報発信ビジネスではある程度試行錯誤が必要です。
もう一つは、やり方を間違うととんでもないことになる可能性がある、という事でしょう。
良くネット炎上といわれることのひとつが、あまり気を使わない発言だったり、炎上させようとする人への間違った対処です。
こういったことで見苦しい対処をしたり、人の気に障るような発言や内容をしてしまうと、意図しない形でビジネスへの信頼性を傷つける事になりかねません。
このため、上手にネットと付き合う必要がありますし、当然ネット文化にも敬意を持つ必要があります。
また、情報発信ビジネスで一番嫌われるのがウソ偽りです。
様々なサイトやブログでいろいろな情報が出ている現代では、調べる側もどういうビジネスがありどういう理論があるかを調べているものです。
他の商品やサービスと比較するのも簡単ですし、検索も難しい訳ではありません。
ここで目立つために嘘偽りを書くと、その責任を取ることが難しくなるでしょう。
情報発信ビジネスについては特に嘘偽りや極端な表現を書きがちですが、実際は社会的に責任として景品表示法などの書き方や表現の制限があります。
また、薬剤なら薬事法などに引っかかる可能性があり、場合によってはサイトに掲示したちょっとした情報のせいで逮捕される可能性なども出てきます。
何よりも大事なのが信頼性ですが、その一方で様々な情報を効率よく掲載する必要があるでしょう。
例えばブログの場合、見出しや内容をしっかり設定したり、当然途中で画像なども入れるといいでしょう。
当然、見やすく使いやすいサイトにする必要があります。
そうすると自然とデザインにも凝る必要が出てきますし、文章の内容や表現方法も工夫しなくてはなりません。
顧客の集客によく使われるのがメールですが、メールはまた違った見方になります。
特にメールソフトの違いやメールを見る環境はそれぞれの人によって違いますから、気を使うポイントや内容がまた違ってきます。
見やすい・読みやすいメールはまた違いますので、見せ方を工夫したいところです。
自営業者にとって情報発信ビジネスに有効なツールはどれ?それぞれののツールの特徴とメリット・デメリットまとめ
自営業者の場合、情報発信ビジネスのためのツールはいくつかあります。
代表的なツールを4つ紹介しましょう。
まずはメールマガジンという方法があります。
これはずっと昔から存在するメールというシステムを使ったもので、特にメールで顧客に直接メールを送り、アフターフォローやサポートが出来るようになりました。
その一方で、今ではあまりたくさんの広告メールが来るのでメールは嫌だという若い人も増えています。
システムが古くからあり構築されているので、ノウハウも豊富な所がメリットでしょう。
専用システムでいろいろなメールを送る事が出来ますし、マーケティングも様々な事が出来ます。
もうひとつはブログというのも知られています。
ブログはネット上に公開する日記というものですが、中には会社の情報を定期的に公開したり、ノウハウを少しだけ公開して知識や情報を共有する事も出来ます。
こちらもシステムはメールほどではありませんがしっかりあり、無料ブログサービスを使えば負担も少ないでしょう。
リンクを張ることで公式サイトや案内したいページに直接案内できるというのもメリットです。
また、SNSもあります。
SNSはTwitterやInstagram、Facebookなどの多くの種類があります。
それぞれ個性はあるものの、いろいろな人にオープンで様々な情報を届ける事が出来るでしょう。
注目度が高くなれば反応も増え、上手に集客が出来ればそこから収益を上げられます。
メリットはやはり多くの人に注目してもらいやすいことでしょう。
SNSの場合はたくさんの人に人気のコンテンツを効率よく届けるシステムが効率されていますので、人気が集まるとそれだけ効率よくお客様や見込み客に情報を届けられます。
また、何のSNSを使っているかによるセルフブランディングも出来るでしょう。
最後にYouTubeもあるでしょう。
実はYouTubeは動画共有サイトという事でSNSの一種なのですが、実際は動画を投稿し、さらに個人のアカウントにチャンネルという設定にしており、それぞれから番組の配信や生放送なども出来ます。
動画という分かりやすい形でコンテンツを提供できますし、コンテンツを広く色んな人に伝える事が出来ます。
また、チャンネルに登録することでユーザーに継続したサービス紹介をする事も出来ますから、多くの人を楽しませる事が出来るかもしれません。
また、広告を掲載して収益を狙う事も出来ますから、副収入も得られる可能性があるのもポイントです。
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