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【ポモドーロテクニック入門】タイマーひとつでドコでも集中!仕事の生産性を上げる時間管理術

ポモドーロテクニックとは?由来や効果について

ポモドーロテクニックというのは、簡単に言ってしまえば時間管理術のことです。
仕事でも勉強でも、一時間勉強をして、休憩を挟まずにさらに続けていくと次第に効率が下がってしまいます。
しかし、例えば25分作業をした後に5分間休憩をして、さらに25分作業して5分休憩を取るというのを何回かのサイクルに分けて行うことをポモドーロテクニックというのです。

このテクニックを生み出したのは、イタリア人のフランチェスコ・シリロという人物です。
この人はエンジニアであったのですが、ポモドーロテクニックを開発しそれを自身のホームページで公開したところ、ソフトウェア開発の世界で注目されるようになったのです。
ソフトウェア業界では、納期が厳しく決められておりどのようにして時間を管理すれば良いのか常に議論の的になっていました。

そこへ、効率的な作業を行うための時間管理術が公開されたことで一気に注目されるようになりました。
その後、世界的にも広く知られるようになり、日本にも上陸するというわけです。
シリロはどのようにしてこのテクニックを開発したのでしょうか。

それは、1987年にことです。
当時大学生であったシリロは、ローマの田舎町で社会学に関する勉強をしていました。
試験まで時間が無く、それまでに3冊も本を読まなければならない、と焦るシリロの頭に浮かんだのがまさしくポモドーロでした。

そもそもポモドーロとは、イタリア語でトマトを意味するものでトマトの形をしたタイマーをセットして、ダラダラと勉強をして無駄に頭に詰め込むよりも、きっちりと時間を区切って勉強をすることにしたのです。
ポモドーロテクニックの名前の由来は、この時に使用したトマト型のタイマーに由来しています。

シリロは上述のように25分の勉強と5分の休憩を1セットとしてそれを4回繰り返しました。
すると不思議なことに、1時間びっしりと勉強をするよりも効率的にテキストを進めることができ、頭に入る度合いも格段に良くなるという効果を発見したのです。

シリロのように、試験前日に焦りを感じ徹夜で勉強を続けたが全く点数に結びつかなかったという経験をした人はいるのではないでしょうか。
シリロは、焦りを感じる気持ちも分かるがまず落ち着いて勉強に取り組むことが大切だ、その上で時間を区切って適度に休憩を入れるという余裕を持って行動する必要があると述べています。

名前の由来を聞くと、どこか可愛らしい感じを受ける人もいますがとても実践的なテクニックなのです。

ポモドーロテクニックを勉強や仕事に取り入れるメリット・デメリットと、ポモドーロテクニックに適している作業

時間管理術であるポモドーロテクニックには、いくつかのメリットとデメリットが存在します。

メリット

まず挙げられるのは、自分が時間内にどれだけの作業ができるかを客観的に把握できることです。
何かの作業をするときに、時間を測って取り組むという人はあまり多くありません。
そのため、決められた時間内でどれだけ達成したのかを把握せずに作業を終わらせている人がたくさんいるのです。

しかし、ポモドーロテクニックを駆使することで、例えば25分の作業時間を設ければその時間にどれだけテキストを進められたのかということや、英単語をいくつ暗記できたかなど把握することができ、これからの計画を立てやすくなります。
場合によっては、25分で全くできなかったというのであればもう少しペースをあげようという気にもなりますし、反対にこの時間で思っていた以上に進めたと感じるのであれば少し余裕を持って作業ができるという気持ちになれます。

また、集中力を高く保てるというメリットも挙げられます。
ポモドーロテクニックに期待できる効果の最たるものと言えるのですが、途中で休憩を挟むことで集中力を維持したまま勉強や仕事を続けられるのです。
休憩が長すぎるとかえってモチベーションを維持しにくくなってしまいますが、5分休むだけでも脳はリラックスできぶっ続けで作業するよりも疲れを感じずに物事をこなすことができます。

さらに、問題解決のヒントが浮かびやすくなる点もメリットです。
モチベーションと無関係ではないのですが、脳を使ったあと一定時間休めることで脳がまだまだ働けるぞという状態に入ります。
そこで、脳を疲れさせずに仕事や勉強を行う中でこれまで気が付かなかったような解決策が思いつくことも少なくありません。

デメリット

このようなメリットがある一方で、デメリットもあります。
それは、時間を忘れて熱中したいことに取り組む時にポモドーロテクニックを導入すると、かえって効率が悪くなりことです。
確かに休憩した方が効率はあがりますが、人には熱中できるものがいくつかあると言われています。
それを妨げるような休憩を取り入れてしまうと、急にブレーキをかけられた状態になり苛立ちや非効率性を生みだす要因になってしまうのです。

このようなメリットとデメリットが存在するポモドーロテクニックに適した作業としては、これまで述べてきたように仕事や勉強が挙げられますがその他にも、テレビゲームや読書などにも適しています。

ポモドーロテクニックのやり方とコツ

単純に時間を区切って休憩を入れて、ということを繰り返しているのではポモドーロテクニックの効果を最大限引き出すことは難しいです。
そこで、ポモドーロテクニックのやり方とコツを紹介します。

まず、使用するタイマーについてですが、適当にスマートフォンのタイマーを使う人が多くいます。
しかし、これはNGです。
それと言うのも、スマートフォンをタイマーとして利用してしまうと、どうしてもスマホが気になってしまい集中力が途切れがちになってしまうからです。

そのため、多くの機能が搭載されていない100円ショップなどで手に入るアナログのタイマーを使うと良いです。

準備ができたら、時間の設定ですが基本的にはこれまで述べてきたように25分の作業をしてから5分休憩というサイクルをこなすことです。
人によっては、30分や50分と設定しても問題はありませんが、このテクニックに慣れるまでは25分をスタートラインとして設定するのがおすすめです。

この流れを4回繰り返した後は、少し長めに30分ほど休むようにしましょう。
これも慣れるまでは30分の休憩をおすすめしますが、ある程度慣れてきたなと感じたら20分、15分と短くしていっても良いです。

自分一人で勉強できる環境であれば、友人からメールが届いたり電話がかかってきても後回しにできますが、仕事中に取引先から電話がきたり上司から相談されたりしては、後回しにするわけにもいきません。
このような場合には、できるだけ待っててもらうのが良いですが上司との信頼関係を崩してまでポモドーロテクニックを駆使しても仕方がないので、ここは思い切ってサイクルを断ち切って対応するのが良いです。

コツの中でも最も大切だと言われているのが、休憩中の過ごし方です。
人によっては、飲み物を飲んだり携帯電話をいじったりと様々に過ごすことがあるかもしれませんが、実のところ最大限の効果を感じるためには何もしないことが一番なのです。
この後の流れにも響いてくるというのが一つの理由ですが、脳が別のものに集中してしまわないように目を閉じてひたすら休むことが大事です。

全てのサイクルを終えたならば、それで完璧ではありません。
最後に、その日の進捗状況を記録しておくことが大切なのです。
そして、どれだけ作業が進んでいるかを確認しもう少しペースをあげようという気持ちになったり、もう少し余裕があるから焦らなくても大丈夫と計画を立てていけるようになります。

ポモドーロテクニックに使えるアプリ・ツール5選

ポモドーロテクニックは、上述の通りアナログタイマーがあればできることではありますが、さらなる効率アップを図りたい場合に有効なアプリやツールがあるので紹介していきます。

Pomo Timer

最初に紹介するのは、「Pomo Timer」です。
開発した会社名はMacで、料金は無料となっています。
ただし、有料版もありますので全ての機能を使用したいというのであれば、有料版を入手することをおすすめします。
このアプリでは、時間の測定と休憩時間の設定を手軽にできるだけでなくある作業をした際に、それが短距離走でそれくらいの距離に相当するのかを表示してくれる機能も付いています。
トマト型のタイマーが可愛いと人気のアプリです。
有料版では、これまでの時間をグラフで表示することもできるため過去の実績を一目で把握できるというメリットを享受できます。

marinara timer

また「marinara timer」も人気のツールです。
時間を設定できるのはもちろんのこと、効果音を自分の好きに選択できたり他者とタイマーを共有できるという特徴があります。
これを共有することで、勉強面で言えば一人で勉強しながらも他社がどれくらい頑張っているのかを把握することもできますので、学習の効率を一段階あげることにもつながります。

Tomato Timer

続いて紹介するのは「Tomato Timer」です。
これを導入することで、パソコンでつい見てしまうページをブロックしてくれるという働きを期待できます。
ブロックを希望するサイトのURLをこのツールに登録するのですが、登録後にそのURLを開くとおかしな顔をしたトマトがブロックしてきますので、コミカルなツールと言えます。

Focus To-Do

「Focus To-Do」もポモドーロテクニックで使えるとして有名です。
日本語で表示されるためとても使い勝手が良くパソコンやスマートフォンに限らず、様々なデバイスで使用できるのが特徴です。
実績管理のしやすさも群を抜いて良く、多くの人に利用されているアプリです。

Flat Tomato

最後に紹介するのは「Flat Tomato」です。
余計な機能が搭載されていないため、シンプルに使いたいという人におすすめだと言われています。
見た目もシンプルなだけでなくシャープな印象で、動作や効果音がオシャレです。
とにかく時間の流れを管理出来れば良いという人は、このアプリをダウンロードしてみるといいかもしれません。

この他にもツールはありますが、全体的に比較してもそこまで大きな違いはありませんので自分が使いやすいと思ったものを使用すると良いです。

ポモドーロテクニック実践についてじっくり知るなら本がおすすめ!書籍5選

ポモドーロテクニックを実践したいと思っている人は、書籍を利用するという方法もあります。
本を読むことでポモドーロテクニックの概要や効果的な利用方法などが見つかるかもしれません。
そこで、おすすめの書籍について紹介していきます。

アジャイルな時間管理術ポモドーロテクニック入門(アスキー・メディアワークス)

まず紹介するのは「アジャイルな時間管理術ポモドーロテクニック入門」です。
著者は渋川よしきで、出版社はアスキー・メディアワークスです。
この本には、これまで何度も述べてきた25分の作業と5分の休憩がなぜ必要なのかが詳細に書かれています。
また、このような解説だけでなくポモドーロテクニック中に割り込まれたらどうすれば良いかなど対処法についても詳しく説明してくれています。
ページ数もそこまで多くはないので、一日で読めてしまう本になっているので一気に読んでしまうのがおすすめです。

どんな仕事も「25分+5分」で結果が出るポモドーロ・テクニック入門(CCCメディアハウス)

また、「どんな仕事も「25分+5分」で結果が出るポモドーロ・テクニック入門」もおすすめです。
この本はCCCメディアハウスから出版されており、著者はポモドーロテクニックを発明したフランチェスコ・シリロ本人です。
その内容もまさにタイトル通りで、勉強ではなく仕事に重点を置いて解説されています。
開発者による公式本であるため、とても人気です。

ストレスフリーの時間術―イライラ、ヘトヘトを元気いっぱいに変える法

「ストレスフリーの時間術―イライラ、ヘトヘトを元気いっぱいに変える法」はポモドーロテクニックそのものを解説した本ではありませんが、それを実践するための無いようになっています。
時間管理を行いながらも、いかに効率的に作業を行うかを詳細に説明した本で、合計256ページにも及びます。
分量は多いですが、語り口が柔らかいためスンナリ頭に入れることができるかもしれません。

アイデアのつくり方

続いて紹介する「アイデアのつくり方」も、ポモドーロテクニックの解説書ではなくそれから得られる効果とその活かし方について学ぶことができる本です。
発売されたのが1988年と少々古さを感じるかもしれませんが、決してそのようなことはなく時代を経ても様々なことを吸収できる内容になっています。
場合によっては、入手が困難かもしれませんので早めに手に入れるようにしましょう。

アイデアのヒント

そして、最後に紹介するのが「アイデアのヒント」です。
ポモドーロテクニックから得られるひらめきに重点を置いて書かれた本で、事例やエピソードが盛り込まれていてどのような効果が得られるのかを身近に感じられるという特徴があります。

ポモドーロテクニックに関する本は決して多くありませんが、読んでおいて損のないものばかりです。

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