確証バイアスとは?有名な4枚のカードの選択問題を紹介します

確証バイアスは自分の考えと一致する情報ばかりを集めてそれとは対立する情報に関しては無視を決め込むというものです。
それが如実に出ているものにウェイソン選択問題という実験があります。
4枚のカードがあり、それぞれのカードの片面にアルファベット、反対側には数字が書かれています。
片面が母音のアルファベットになっていれば、そのカードの反対側の面は偶数でなければならないというルールがあった場合にどのように調べればそれが成立するのかという問題です。

本来は母音の面が出ているカードと奇数の面が出ているカードを調べれば正解ということになりますが、ここで偶数の面が出ているものを調べる人が多くいます。
これは人間の思考に本当にそのような法則なのかを確かめて満足したいという思いがあり、調べることに意味がない偶数の面が出ているものをひっくり返すという行動に出ます。

確証バイアスの具体例

確証バイアスは、これで間違いないという思い込みが強化された形になっています。
振り込め詐欺のケースでは自分が騙されるわけがないと思い込むことによって結果的に被害に遭います。
血液型占いでもA型はこうだとかB型はこんなやつが多いに決まっているという確証バイアスによって成り立っています。
いわば偏見のようなものですが、過去に出会った人の中でB型の傾向に当てはまる人だけを拾い上げてその論を強化していくことで、より確証バイアスを強める形になります。

恋愛でも同じことが言えます。
過度に信じ込む傾向にあるため、この人でなければ幸せにはなれないとプラスの部分だけを見て、友人や家族からの忠告に耳を貸さないどころか、自分の幸せを妬んでいると逆に蔑視するようになります。
恋愛になると盲目になると言われるのは確証バイアスの影響です。

確証バイアスと組み合わせると効果的な「バーダー・マインホフ現象」とは?具体例も紹介

ある日たまたま見たものがその日以降よく見かけるようになったという経験はだれしもがあります。
これはバーダー・マインホフ現象と言い、頻度錯誤とも呼ばれてます。
例えば女子高生が使う流行語はある日突然出てきたような印象に感じる人が多いものの、それを知ってからはテレビで聞いたことがある言葉だと本当に流行しているのかと思うようになります。
これは選択的注意と呼ばれるものが発生し、無意識にそれらのものに目が行くようになるからです。

これに確証バイアスが加わることで、当初そんな言葉流行しているわけがないと反発していたのに、様々な場所で使われることで本当に流行していると思い、そこに着目することでより強化されていくという流れになります。
確証バイアスを最大限に活用することであたかも人気であるかのように思わせることは可能です。

【応用・実例】確証バイアスをマーケティングに活かすときのポイントと具体例

確証バイアスを最大限に活用する際におすすめなのがリターゲティング広告です。
インターネットなどで例えば特定の商品のページに行ったとすると、そのままダイレクトで購入する人はかなりの少数派です。
ほとんどの人はそんな商品があるのかという認識だけで別のサイトに行ってしまいます。
インターネットを利用すると履歴が残り、それを基にネット広告は表示されます。
この際、以前訪れたサイトの商品が表示されるようにするのがリターゲティング広告であり、これが確証バイアスと大きく結び付きます。

バーダー・マインホフ現象によって再び広告で表示させれば、まるで運命の再会のような感覚にさせられ、本当に流行しているんだと思わせ購入意欲をかき立てます。
そして別のところでも同じ商品の話題が出てきたならばこれは本当にいい商品なんだと思うようになり、購入につながるという流れです。
健康食品ではこの手法がよく採られており、BSやCS放送のCMで健康食品のものが多いのはその一種です。

マーケティングに活用する場合はたくさんの場でその広告を見せる、商品を紹介することが重要です。
以前であればCMでしたが、これがSNSやネットに置き換わり、「なぜか知らないけど最近よく見かける」という認識にさせ、あとは自然と商品の説明をするだけで知名度が高い状態になっているので、違和感なくその商品の購買意欲を高められます。
流行しているような感覚に思わせることが重要です。

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