インスタグラム(Instagram)での集客を考えているあなたは、以下のように悩んでいませんか?
- インスタグラムは今もっとも注目すべきSNSだと聞いているが、思ったように集客につながらない
- インスタグラムに投稿する写真は、「インスタ映え」しないといけないらしいが、センスがないからそんな写真は撮れない
- 自分の商品についての投稿を毎日行っているが、なかなかフォロワーが増えない
Webマーケティングのコンサルタントをしています。
じつは私に相談に来られるクライアントさんにも、上記のように悩んでいる人がいるんです。
そこでここでは、インスタグラムの教材を開発している当社から、インスタグラム集客の方法について紹介します!
インスタグラムは、言葉ではなく写真でコミュニケーションをとる、特殊なSNSです。
そのために、上記のような悩みを抱えるビジネスオーナーが増えてしまっています。
しかしインスタグラムは、苦手意識をもっていてはもったいないほどの、ビジネスチャンスに満ちたツールです。
そこでここでは、多くのビジネスオーナーが頭を悩ませているインスタグラム集客について、インスタグラムの基礎知識から具体的な運用方法までくわしく説明します。
目次
ビジネス利用するならインスタグラムの基本情報をおさえておこう
まずは、インスタグラムの基本情報についてお話しします。
月間アクティブユーザー(MAU)は約2900万人で年々増加中
インスタグラムの公式発表によると、2018年9月における日本国内の月間アクティブユーザー数(MAU)は2900万人です。
(参考:facebook公式ニュース)
総務省の発表でも、毎年5%以上という脅威の伸び率で利用者が増えており、2018年時点でFacebookを超えるSNSとなっています。
この時点でなんと、日本人の3人に1人以上がインスタグラムを利用しているんです。
(参考:平成30年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所のデータより編集部にて画像作成)
アクティブユーザーのメインは10〜30代女性ばかりではない!
インスタグラム利用者の男女比は、男性4割、女性6割と、やや女性のほうが多いです。
ただし年々、男性の利用者が増加していることも注目されています。
さらに、10〜30代では女性の比率が高いものの、40代以降では男性の比率が高くなるため、40〜60代のビジネスマンをターゲットにしている場合でも、インスタグラムは十分に集客に使えるんです。
なお、2017年8月時点での男女のユーザー比率は以下のとおりです。
年代 | 男性の割合(およそ) | 女性の割合(およそ) |
---|---|---|
29歳以下 | 38% | 62% |
30代 | 32% | 68% |
40代 | 46% | 54% |
50代以上 | 50% | 50% |
(※Nielsen社の調査をもとに当社で計算)
女性がターゲットの人はもちろん、男性でも40代以降が見込み客に入っているなら、今すぐインスタグラムを活用してみましょう!
インスタグラムの集客力は2018年に大幅アップした
インスタグラムのハッシュタグ検索は販売に直結するツールとなっており、実際にハッシュタグ検索をしたユーザーの約4割が商品購入に至っています。
(参考:Cyber Buzz)
また2018年6月5日に「ショッピング機能」が発表されたことにより、“ハッシュタグ検索→フィード投稿閲覧→購入”という一連の流れがインスタグラム内で行われるようになりました。
このため、インスタグラムのビジネスにおける集客効果は大幅にアップしたんです。
このことについては、「これまでには認知・ブランド力アップにしか使えなかったインスタグラムだが、今では販売もできる集客ツールになった」という旨の公式発表もありました。
(参考:当社販売教材「インスタグラム集客の極意」)
このように幅広い年齢・性別で利用されており、集客力の高いインスタグラムですが、どのようなビジネスジャンルが相性がいいのでしょうか?
インスタグラムと相性のいいのは具体的なイメージが重要なビジネス
基本的なインスタグラムと相性のいいビジネスと、そのターゲット層は、以下のとおりです。
- 自動車:おもに男性。とくに40代以降
- 料理:おもに女性
- ファッション:おもに女性。とくに20代中心
- 旅行:おもに女性。とくに社会人20代、時間と経済的余裕が生まれる40代以降
- 筋トレ:男女どちらも。年代も10〜50代くらいまでと幅広い
写真をみて具体的なイメージがわき、実際に自分も手に入れたくなってしまうような商品と相性がいいといえますね。
ただ、上記のようなビジネスではないからといって、インスタグラム集客を見限るのはもったいないんです。
というのも、ビジネスコミュニティやマーケティングツールを販売している会社であっても、インスタグラムで集客ができているからです。
インスタ映えしづらいジャンルなので、紙芝居形式で経営者に必要な知識をわかりやすく提供することで、フォロワーを集めていますよ。
さらに、これから説明する方法で、ターゲットとなる“経営者”に自分の投稿をしっかり届けることも重要です!
もしあなたの商品が“インスタグラムと相性のいい商品”ではないのであれば、“ターゲットユーザーの属性から興味関心を逆引きする方法”をとることでインスタグラム集客をしてみましょう。
この方法であれば、どんなジャンルのビジネスであっても、インスタグラムを集客ツールとして使うことが可能なんです。
というわけで、つづいてはあらゆるジャンルのビジネスで使える具体的なインスタグラム集客の手法についてお話ししますね。
オールジャンル対応!ビジネス集客ツールとしてのインスタグラムの具体的な運用手法
インスタグラムをあらゆるビジネスで集客ツールとして活用するための、具体的な運用手法は以下のように大きく4ステップに分けられます。
- ビジネスアカウントに切り替える
- 見込み客(フォロワー)を増やすためにアカウントを育てる
- 見込み客(フォロワー)をキャッシュポイントに誘導したりファン化させたりする
- インスタグラムの機能をフル活用し、リアルとWebを繋げる
それぞれのステップについて、順番に具体的に説明しますね。
【ステップ1】ビジネスアカウントに切り替える
ビジネス集客にインスタグラムを活用したいのであれば、まずは「ビジネスアカウント」に切り替えましょう。
ビジネスアカウントに切り替えることで、以下のようなメリットがあります。
ビジネスアカウントに切り替えるメリット
- ビジネスプロフィールが設定できるようになり、店舗地図や電話番号ボタン、メールアドレスの登録が可能
- 投稿に商品の購入リンクが貼れるようになる
- 公式らしさが出るので、インスタグラムユーザーに安心感を与えられる
- 認知拡大とビジネスへの誘導が同時にできる
- 自分自身も楽しめる(フォロワーが増えれば「フォロ割」なども利用できる)
とても簡単なので、今すぐ取り掛かりましょう。
ビジネスはスピード勝負です。
個人用アカウントからビジネスアカウントに切り替える方法
- プロフィールに移動して右上にある“歯車のマーク(iPhone)”または“3つの●のマーク(Android)”をタップ
- 「設定」をタップ
- 「ビジネスプロフィールに切り替える」をタップ
- ビジネスやのカテゴリや、ビジネスプロフィールのメールアドレス・電話番号・住所などを追加
- 「完了」をタップ
(参考:Instagramヘルプセンター)
このように、ビジネスアカウントに切り替えるのはとてもカンタンです。
ただし、ビジネスアカウントを運用するにあたって、注意すべきことがあるのでしっかりとチェックしておきましょう。
ビジネスアカウントを運用するにあたっての注意点
ビジネスアカウントを集客に有効活用するには、見込み客にとってあなたのアカウントが魅力的である必要があります。
そのため、あなたのアカウントをチェックしにきたユーザーに与える「ファーストインプレッション(第一印象)」について強く意識しましょう。
これは以前、「初頭効果」についての記事でもお話ししたとおり、第一印象によってその後の見え方がまったくと言っていいほど異なってしまうからです。
第一印象をよくするためのビジネスアカウントを作成するには、以下の条件を満たす必要があります。
第一印象がよくなるビジネスアカウントの条件6つ
- あなた自身のプライベートな部分ものぞかせておく(約50%はプライベートな投稿・プロフィールにする)
- 商品画像ばかりではなく、あなたらしい写真も投稿する
- 投稿すべてにあなたのプロフィールへのリンク(@アカウント名)を記載し、ユーザーがあなたについて知りやすくする
- プロフィール欄には外部の公式サイトへのリンクを入れて、ユーザーがあなたのサービスについて知りやすくする
- 投稿の文章欄には、ユーザーにとって有益で、かつあなたのビジネスジャンルの内容を書く
- 見込み客の層にとって、親しみや好感のもてる写真を投稿する
画像から得られる情報量はとても多いので、少ない枚数の画像を見るだけで役立つ情報がギュッと詰まっているアカウントを目指しましょう。
さて、ユーザーにとって印象のいいビジネスアカウントのイメージはつかめましたか?
では次のステップに進み、あなたのビジネスアカウントを育てましょう。
【ステップ2】見込み客(フォロワー)を増やすためにアカウントを育てる
見込み客(フォロワー)を増やすようなビジネスアカウントを育てるステップでは、以下の3つのことを行う必要があります。
(もう少しくわしく言うと・・・)
- 「エンゲージメント率が高いアカウント(フォロワーとの繋がりが強い)」とインスタグラム側に認識させる
- 約2900万人のユーザーの中から“見込み客候補”を確実に見つけ出す
- インスタグラム内の濃い見込み客に自分のアカウントを見つけてもらう工夫をする
それぞれについて、順に説明しますね。
【アカウントを育てる】1.「エンゲージメント率が高い(フォロワーとの繋がりが強い)アカウントだ」とインスタグラム側に認識させる
インスタグラムは各アカウントに対して、“フォロワーとの繋がりの強さ”を重視しています。
そして、フォロワーとの繋がりが強いことを、「エンゲージメント率が高い」といい、高く評価する傾向があるんです。
なお、エンゲージメント率が高いと評価されるメリットは、投稿の特別掲載枠である「人気投稿」欄や、フォローの「おすすめ」欄といった、露出の場にランクインできることです。
こうしたフォロワー以外の人の目に止まることができる露出の場にランクインすると、新たなフォロワーが増え、見込み客につながる可能性がアップします。
そのため、エンゲージメント率を高めることは非常に重要なんです。
以下の計算式に当てはめることで、エンゲージメント率を計算できるので、今アカウントを持っている人はすぐに計算してみてください。
( いいね!数 + コメント数 ) ÷ フォロワー数
(たとえば、フォロワー数2000人のアカウントで、いいねとコメント数の合計が200の場合、エンゲージメント率は10%(=200÷2000×100))
つまりエンゲージメント率を高めるには、1人のフォロワーあたりの「いいね!」や「コメント」を増やす必要があるんです。
では、エンゲージメント率が高いアカウントにするためのポイントをおさえておきましょう。
エンゲージメント率が高いアカウントにするためのポイント
- 最低でも1日1投稿する(文章投稿欄には改行や空白行を入れることも重要)
- 売り手目線の内容ではなく、生活者(エンドユーザー)目線で有益な情報を発信する
- 投稿に一貫性を持たせて、ユーザーに「○○についての投稿に特化している」と認識してもらう
- ふだんから色々な投稿に「いいね!」や「コメント」をしている“アクティブユーザー”をフォローする
- あなたのビジネス内容に合致するユーザーをフォローする
- あなた自身でフォローした人に対して、積極的に「いいね!」や「コメント」をする
このようにエンゲージメント率が高いアカウントにするためには、あなたのビジネスや専門性に関連した、ユーザーに有益な情報を、毎日コツコツと投稿することが重要です。
ひとりでやるのが大変な場合、画像作成や投稿作業は外注化してもいいでしょう。
ただし、投稿内容・企画案はしっかりと考え、あなたらしさを忘れずに。
うちもそうやっています。
またこれと並行して、あなたの投稿に反応を示してくれそうなユーザーを探し出して、積極的にフォローしていくことも欠かせません。
というのも、あなたからフォローすることで、フォローバック(フォローし返すこと)を狙い、見込み客であるフォロワーを増やせるからなんです。
そこで、つづいて必要なのは約2900万人いるインスタグラムユーザーの中から、あなたの見込み客候補となる人を探し出すことです。
【アカウントを育てる】2.約2900万人のユーザーの中から“見込み客候補”を確実に見つけ出す
年々増え続けるインスタグラムユーザー約2900万人以上の中から、あなたの見込み客候補を探し出すには、見込み客のペルソナを考える必要があります。
そしてペルソナになりきって、インスタグラム内で検索をしてみて、人気の投稿を探しましょう。
その投稿には、あなたと同じように検索をして、さらに「いいね!」や「コメント」をしている人がたくさんいますよね。
こうしたアクションを起こしている人こそが、あなたの見込み客候補です。
あとは一人一人のアカウントをチェックして、あなたのビジネスに興味を持ってくれそうであれば、フォローをしていきます。
フォローをする際には、その人の投稿のいくつかに「いいね!」や「コメント」を先に入れておくと、フォローバックしてもらえる可能性が高まるので、ぜひ試してみてくださいね。
たったこれだけのことで、2900万人以上のユーザーの中からあなたの見込み客候補を探すことができます。
ただ、少しわかりにくいので、具体例を紹介しますね。
【具体例】
経営者向けのビジネスコミュニティ
見込み客のペルソナ:
- 年商1000万円〜3000万円の個人事業主か零細企業社長。30代。
- 事業の組織化をしてさらに売り上げを伸ばしたいが、行き詰まりを感じている。
- 趣味はゴルフ・ドライブ・腕時計コレクション・自己啓発のセミナー&本。
手順:
- インスタグラムの検索窓に「ゴルフ」と入力
- 検索窓の下に候補となるハッシュタグとそのハッシュタグがついた投稿数が表示される
- ハッシュタグの内容があまり具体的ではないものや、投稿数が多すぎるもの以外をタップ(たとえば「#ゴルフ(投稿1,955,319件)」ではなく「#ゴルフスウィング(投稿103,291件)」)
- 投稿を順番にチェックしていき、「いいね!」や「コメント」の数がとくに多い投稿を選ぶ
- その投稿に「いいね!」や「コメント」をしている人を順番にタップして、プロフィールをチェック
- プロフィールに自営業・店長・ビジネスオーナー・士業の肩書きや、それを匂わせる内容があれば、見込み客候補とする
- その人の投稿をチェックして、いくつかに「いいね!」や「コメント」を入れる
- その人のアカウントをフォローする(ただし「申請中」と表示された場合は鍵アカなのでキャンセルする)
- 「手順5」に戻り、繰り返す
上記の手順で「ゴルフ」の検索が終われば、次は「ドライブ」「腕時計」「自己啓発」「セミナー」などと検索を続けていき、同じことを繰り返します。
ほかにも居住地、年齢、性別、趣味や関心などのターゲティング設定を行い、どんどん検索してみましょう。
実際に手を動かすことで気づくこともたくさんあるので、今すぐやってみてください。
成功する人はみんな、すぐに実践しています。
さて、ここまでで見込み客のフォローが完了し、フォローバックを待つ状態になりました。
ただ、こちらから見込み客を見つけていくだけでは、労力の割になかなかフォロワーは増えませんよね。
そこで、見込み客側からあなたのアカウントを探せる仕組みをつくることが大切なんです。
また自分から進んで検索を行なっているユーザーは、濃い見込み客である可能性が高いこともポイントですよ。
というわけでつづいては、インスタグラム内の濃い見込み客に、自分のアカウントを見つけてもらうための工夫をしていきましょう。
【アカウントを育てる】3.インスタグラム内の濃い見込み客に自分のアカウントを見つけてもらえる工夫をする
インスタグラム内の濃い見込み客にとって、あなたのアカウントを探し出すために必要なものは、「あなたのビジネスに関係するキーワード」だけです。
そのため、あなたがやるべきことはインスタグラム内の検索キーワード対策なんです。
なおハッシュタグ(#)は検索キーワードと同意なので、基本的にはSEO対策と同じ考え方をしましょう。
具体的に気をつけるべきポイントは、以下のとおりです。
- あなたの投稿やビジネスを表すキーワードを、かならずハッシュタグに入れる
- 投稿数が多すぎるハッシュタグを使うとあなたの投稿が埋もれるので、100〜500くらいの少なめの投稿数のハッシュタグを狙う
- 投稿数が多いハッシュタグを使いたい場合、いくつか組み合わせて「絞り込み検索」に対応する
- 投稿数はツール(「insta-tool(インスタツール)」など)で調べる
- プロフィール欄の名前・user name・自己紹介には、あなたのビジネスに関係するキーワードをたくさん入れておく
- ハッシュタグは誰も使っていないものを使っても絶対に検索されないので、他の人が使っていることを確認してから使う
- 誰も使っていない、あなたのビジネス特有のハッシュタグをひとつ作っておき、指名検索に対応する
- 投稿写真には撮影場所の「ジオタグ(位置情報)」をつけて、位置情報からの検索に対応する
また少しムズカシイなと感じた人は、あなたと同様のビジネスをしている、人気アカウントをはじめに探して、ハッシュタグの使い方を真似るのがオススメですよ。
私がいつも言っているのは、「ビジネスはカンニングOK」ということ。
人気アカウントの真似できるところは、徹底的に真似してみましょう。
ここまで、エンゲージメント率の上げ方、見込み客の探し方、見込み客から見つけてもらう方法を紹介し、フォロワーを順調に増やしました。
つづいては、あなたのアカウントに来てくれた見込み客(フォロワー)を、キャッシュポイントに誘導するステップに移ります。
【ステップ3】見込み客(フォロワー)をキャッシュポイントに誘導したりファン化させたりする
見込み客(フォロワー)をキャッシュポイントに誘導したり、ファン化させたりすることで、あなたのインスタグラムアカウントはとても優秀なビジネス集客ツールに生まれ変わります。
そのためには、以下の2点を意識しましょう。
- 投稿から公式サイトへのスムーズな流れを作る
- 公式サイトからインスタグラムの流れもスムーズにする
投稿から公式サイトへのスムーズな流れを作る
インスタグラムでは、投稿のキャプション欄にURL(インターネット上のアドレス。https://〜〜〜.comなどのこと)を貼ってもリンクになりません。
そのため、投稿を見てくれたユーザーに公式サイトも見て欲しい場合は、以下のような導線を作る必要があるんです。
1.投稿のキャプション欄にプロフィールへのリンクを貼る
すべての投稿のキャプション欄には、プロフィールへのリンク「@アカウント名」を書きます。
たとえば、以下のとおりです。
@naohiro518
2.インスタグラムのプロフィール編集機能から、公式サイトのURLを掲載する
インスタグラムのプロフィール編集機能には、公式ウェブサイトのURLを掲載する項目が用意されています。
そこで、ここにURLを記入しましょう。
3.プロフィールの自己紹介欄の最後に、公式サイトへの誘導文を入れておく
プロフィールの自己紹介文の次には、先ほど入力した公式ウェブサイトへのリンクが表示されます。
そのため、自己紹介文の最後に、公式サイトへの誘導文を書きましょう。
たとえば、以下のとおりです。
https://ctw-asia.com/
またプロフィール内容自体を充実させておくことで、プロフィールを見に来たユーザーに「公式サイトも見てみたい」と思わせることができます。
そのためにもプロフィールには、以下の内容を盛り込みましょう。
- 店舗情報(住所、最寄駅、定休日)
- お店のこだわりや特徴
- 問い合わせ方法
- あなたのプライベートな内容(年齢、趣味など)
公式サイトからインスタグラムの流れもスムーズにする
一方で、公式サイトからインスタグラムへの流れも重要です。
SEOや広告経由であなたの公式サイトを訪れた人は、あなたについての情報を何も持っていません。
しかしインスタグラムを見てもらい、プライベートな面についても知ってもらうことで、公式サイトに来たユーザーがあなたのビジネスに対して好印象を抱いてくれる可能性がアップします。
たとえば、Webサイト製作会社を探しているときに、社長のインスタグラムを見たとしましょう。
そしてこの社長のインスタグラムアカウントには、以下のような投稿があったとします。
- 製作物のキャプチャ
- プライベートで家族や友達、社員と楽しく食事をしている様子
- お客様の会社に出向く前に、ヒアリングシートやサンプルなどをまとめて気合いを入れたところの様子
- 夜中12時をまわった壁時計と栄養ドリンクの写真(細部まで手を抜かないで作業をしていたせいで深夜になってしまったというキャプションとともに)
- お客様から届いた贈り物と「いつも保守メンテナンスなどありがとうございます。ほんの感謝の気持ちです。」といったお手紙の写真
こんなインスタグラムアカウントを見たら、あなたは「この会社に頼めば、自分の商品への想いが伝わるような、いいWebサイトを作ってもらえそうだな」と感じますよね?
このように、インスタグラムアカウントでプライベートな面も明らかにすることで、社長自身や会社、商品のファンになってくれる可能性が高くなるんです。
そのためにも、公式サイトからインスタグラムへの流れもわかりやすくしておきましょう。
具体的には、以下のことを行なってください。
- 公式サイトのヘッダーやフッターなどにインスタグラムへのソーシャルボタンを追加する
- 公式サイトでインスタグラムで実施しているキャンペーンの告知を行う
(※インスタグラムで実施するキャンペーンについては、次のステップで紹介しますね)
ここまで、見込み客をキャッシュポイントに誘導したり、ファン化させたりする方法について説明し、あなたのアカウントは無事に集客ツールになりました。
つづいては、さらに集客効果をアップさせるために、インスタグラムの機能をフル活用していきましょう。
【ステップ4】インスタグラムの機能をフル活用し、リアルとWebを繋げる
インスタグラムをビジネス集客にフル活用したいのであれば、人気の「ストーリーズ」機能を使ったり、リアルビジネスからインスタグラムへの流れを作ったりすることも大切です。
このことについて、順に説明しますね。
ストーリーズを投稿する(有料広告もアリ)
ストーリーズとは15秒の動画で、投稿が24時間で消滅する機能のことで、投稿とは別枠で表示されます。
残しておきたいほどではない、ちょっとした日常の一コマを楽しく投稿できることから、ストーリーズの人気は高まっています。
なんと、20〜30代女性においては、1日30分程度もストーリーズに時間を費やしているというデータもあるんです。
また、ストーリーズはインスタグラム内の検索結果に表示されるため、濃い見込み客を獲得できる可能性が高いのも魅力的です。
こうした背景から、ビジネスアカウントでもストーリーズは絶対に使うべき機能となっています。
ストーリーズ機能を使ってやるべきことは以下のとおりです。
- 24時間で消えるので、毎日投稿する
- 1日1〜2投稿が目安(投稿間隔は2時間以上あける)
- ハッシュタグが存在するかチェックしてから、そのハッシュタグを入れて投稿する
- 位置情報を入れる
- 通常投稿と同様に、ハッシュタグには自分のアカウント名を記載し、プロフィールに来てもらえるようにする
- プロフィールに来てくれたユーザーにはライン@(あっと)に登録してもらう導線もアリ
- アンケート機能を使うのもアリ
さらに、ストーリーズ広告も有効です。
ストーリーズ広告とは、ストーリーズを見ていると5本に1本の割合で挿入される広告です。
ユーザーは広告とわかっているものの、テンポよく見られるストーリーズと動画広告の相性がいいためか、広告への反応はよく、広告先に飛ぶユーザーも多いのが特徴なんです。
ストーリーズの利用に慣れてきたら、ぜひストーリーズ広告の出稿も検討してみてくださいね。
なお、ストーリーズ広告を出稿したい場合は、Facebookの広告マネージャーから設定を行います。
リアルビジネスからインスタグラムへの流れを作る
リアルビジネスからインスタグラムへの流れを作るのも重要です。
先ほど少しだけお話ししましたが、リアルビジネスでキャンペーンを実施して、インスタグラム・公式サイト・リアルビジネスでユーザーを回すことで、濃いファンになってもらうことができます。
実際に、リアルビジネスからインスタグラムに誘導するための手順は、以下のとおりです。
- 店舗でインスタグラムのアカウントがあることを、お客様に周知
- お客様にキャンペーン用の特別なハッシュタグをつけて投稿してもらう(※このハッシュタグは唯一無二であることが大切!)
- キャンペーン用ハッシュタグがついた投稿をしてくれたお客様をフォローし、「いいね!」をする
- お客様にキャンペーン参加のお礼を言うなど、コミュニケーションをとる
インスタグラムのキャンペーンでは、あなたのアカウントをフォローして指定のハッシュタグと商品画像を投稿した人限定で、商品券やクーポンなどを抽選でプレゼントするのが一般的です。
ほかにも企業の人気アカウントがどんなキャンペーンを実施しているのか調べて、あなたのビジネスならではのキャンペーンを考えてみてくださいね。
うちではインスタグラム集客の教材を開発していますし、私のコンサルティングサービスでもSNS集客について最新事例を教えています。
クライアントさんもSNS集客ですごい結果を出してくれているので、ぜひここで紹介した内容はしっかりと実践してみてください。
(→うちのクライアントさんの成果はこちら)
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